弱みを共有できる仲間をたくさん増やそう

悩みや弱みは尽きないから、「弱みを共有できる仲間」をたくさん作って自己防衛しようというお話です。

弱みを他人に見せるのは難しいことですから、私の場合は、なるべく自分の弱点を弱点だと思わないようにしています。悩みも同様です。見ないようにしています。事実、自分が気にするほど他人は私のことは気にしていませんからね。私だって、他人のことなんか一切気にしていませんし。人間というものは、たいていの場合みなグズです。自分以上のダメ人間は腐るほどいます。彼らと比べたら私はまだましなほうです。だから、バカボンのパパのように「これでいいのだ！」と諦めています。わざわざ「！」をつけて諦めています。

これは競争から離脱に思えるかもしれません。私もこれまでそうだと思っていました。しかし、昨日、そうでもないことに気づきました。私は本業では忙しくさせてもらっていますが、正直なところ、自分が思っていた道を歩んではいません。これからも歩めそうもありません。成功とはあまりにかけ離れています。

その代償行為として、私は別の道に進もうとしています。それが資格取得です。このあと来年の1月にFP2級を受け、合格したら、宅建を受け、再来年は行政書士に挑戦し、その次は司法書士を目指します。次男が大学を卒業する頃までにはなんとか新たな進路を定めたいと思っています。別に法律関係の仕事がしたいわけではなく、単純にバカじゃないということを証明したいのです。私はまだ敗北したわけではないと私の周りの成功者たちに主張したいだけなのでしょう。私は競争から離脱したわけではなく、脇道に逸れてゴールを目指しています。

私は弱みを他人と共有していないわけではありません。弱音を吐いたり、愚痴をこぼすことはめったにありませんが、こうして誰も読みそうもない日記を書いて、ストレスを発散しています。現実世界で仲間を作るのは大変です。年齢のせいか面倒になりました。仮想空間で仲間を作るのも面倒です。だから、こういう文章を綴ることで、密かに同じ気持ちの人と繋がっていると感じられるだけで十分です。