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自治会、都内で6年間に144減 「役員の負担重すぎる」相次ぐ解散 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

自治会、都内で6年間に144減 「役員の負担重すぎる」相次ぐ解散

役員というのは貧乏くじです。誰もやりたがりませんよ。以前、うちの妻は1年間班長を勤め上げた後、次の班長を決める段になって、さんざん苦労しました。高齢者には体調不良で断られ、若い人には仕事があるからと言って断られるだけです。だいたいなんの役にも立っていないのですから、さっさと解散した方がいいです。我が家でも10年以上前から「脱会」を検討しているのですが、妻が近所の目を気にし過ぎるため、ずるずると自治会費を払い続けています。

そもそも自治会というのは市役所が本来自分たちがやらなければいけない業務を住民たちにタダで委託するためにできた制度だと聞いています。それはよいのかもしれませんが、自治会費の負担はなかなか大きいです。実際、自分たちに有効に使われているかと言ったら、けっしてそう言い切れるものではありません。一部の高齢者が自分たちの飲み食いに利用しているだけです。

私たちが所属する自治会では数年前まで運動会がありました。参加する子どもはあまりに少なく、目立つのは高齢者と外国人の子どもです。なんのために開いているのかわかりません。それも時代の波に飲まれて廃止になったのですが、隣町の自治会が開催している運動会に、役員になると駆り出されるようになったのだそうです。バカみたいです。そのうえ、夏祭りとかハロウィーンとか無駄な行事を作っています。ほとんど子供がいない時代で、集まるのはジジババばかり。それもほとんどはやりたくないけれど、声のでかいジジイに強制的に参加させられているのです。

いま自治会の上層部に放る人たちは70代から80代ですが、あと10年もすればほぼ死滅します。彼らがいなくなったあとは、我々の世代が引き継ぐのでしょうが、我々の世代は彼らと違って伝統という名を借りた悪習は重んじませんから、ただちに無駄な役員や会は廃止するはずです。

上層部は地域住民の交流を理由に無駄なことを存続させ続け、いくら批判の投書があっても聞く耳を持ちません。地域住民も貴重な休みの日に、無駄な仕事をさせられるのですから、怒り心頭です。しかも、うちの近所の人もそうですが、近所の人たちと積極的に交流を図りたいなどということを言う人は一人もいません。むしろ、なるべく関わらないように暮らしています。価値観が大きく変わったにも関わらず、高齢者たちはいまだに自分たちが考えるバーチャルな現実を若い世代に押し付けているのです。不要な仕事を次々に生み出しておいて、だから、自治会は必要なのだと主張するのです。どこかのポンコツ会社と同じです。



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