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貿易戦争、株安、安倍総理、元号 [マネー・買い物]

トランプ大統領が始めた貿易戦争を原因として、明日からの1週間、大幅な株安が広がることは間違いありません。株価が上昇すると予想する人はきっといないでしょう。

アメリカに輸入される鉄鋼やアルミニウムに関税をかけるという意向が、大統領選挙の時から言っていたもので、確かに驚くべきではありません。しかし、あのトランプでも、大統領になったら、まともな大統領になって、そんな馬鹿な真似はしないはずだと皆が高をくくっていたところ、ボケ老人が若い頃を突如思い出したように、貿易戦争をおっぱじめたので、あっけにとられて世界中が反射的に怒りの感情を示したわけです。

確かにアメリカの鉄鋼やアルミニウムの業界にとっては、関税は都合が良いのでしょう。トランプははピッツバーグを中心としたラストベルトと呼ばれる地域の人々の声に答える形で大統領になったわけですから、貿易戦争を始めるのは唐突ではありません。しかし、それが回り回って、アメリカの産業や経済を破壊するばかりではなく、世界経済をも破壊することにつながるのは間違いないことですから、決して好手ではありません。トランプはラストベルトの人たちからの支持をよりいっそう固めることになるのでしょうが、中間選挙にはもはや勝てないかもしれません。

NYダウが暴落すれば、その悪影響がさまざまなところに広がります。トランプの減税政策も移民の締め出しもインフレを促進するもので、それがために金利を上昇させ、株価を下げるわけです。そうなれば、当然、企業業績が下がるのですから、不景気になります。現在の経済はグローバルですから、あっという間に世界にこの悪影響が伝播します。

NYダウのチャートを見ればわかりますが、これからダブルトップを作って、さらに一番底を探りに行く可能性が高いと思われます。さらに上がる可能性よりも、下がるほうが高いと考えるのが自然です。今回もまた、空売りで大きく儲ける人たちが多数生まれるのでしょう。羨ましい限りです。

ダウの大暴落につられて日本株はよりいっそう大幅に暴落するのでしょう。アベノミクスは唯一株高だのみですから、株価が大きく下がれば安倍総理のクビも危なくなります。

これまで官僚を利用して、さんざん政治の私物化を行ってきた安倍政権ですが、森友問題(もりかけスパのいわゆる炭水化物問題)と、さらに我々の年金資金を株式市場に溶かした責任を取って、近々辞任すると思われます。

公文書偽造が事実なら、さすがに今回は逃げきれないでしょう。そうなったら、安倍総理のむくんだ顔を見なくて済む日がやってくるのです。われわれが5年も待ち続けた素晴らしい日々が到来するのです。

今上天皇は、誰の目からも安倍総理をひどく嫌っているように見えます。それゆえ、皇太子(浩宮)に天皇の位を譲ることにしたのでしょう。私が今上天皇だったら、同じように途中で投げ出すはずです。今上天皇としては、自分たちが昭和天皇のせいで被害に遭われた世界中の人々に謝罪の旅をしているのに、その努力を一切認めず、憲法を改正し、世界中に自衛隊と称する日本軍を世界に派遣するというのですから、「ふざけるな、この馬鹿」と怒鳴りたくなります。

それはそうと、新しい元号ですが、安倍総理の「安」が使われるかもしれないと密かに思っています。中国語の「安」には安いという意味はなく、安らぐ、和らげるというような意味しかないそうです。暴行事件で引退をした日馬富士のもとの四股名は「安馬(あま)」だったことを覚えているでしょうか。親方が教養のない人で、安い馬では格好がつかないと言うので、改名してしまいました。暴れる馬をなだめて抑えるというような意味なので、相撲取りとしては非常に良い名前だったと思います。もし日馬富士が「安馬(あま)」のままだったら、暴行事件は起こさなかったかもしれません。

「安」が安倍総理の名前に含まれているのは、不愉快ではありますが、乱れた時代にふさわしいものだと個人的には思います。憲法改正は実現できなくても、新しい元号に自分の名前の一部が含まれれば、彼も満足して政界から去っていってくれると期待します。政治の私物化の極致とも言えますが、安倍総理がいなくなればそれで日本の75%の人民は満足するのです。

首相の候補は安倍以外に誰がいるのだと言う人がいますが、安倍晋三で務まるのですから、誰にだって日本の首相は務まります。安倍晋三と麻生太郎以外なら、誰でもいいのです。

アメリカの大統領も何度も破産しているビジネスマンでも務まるのですから、笑っちゃいます。アメリカの政治はプロレスみたいで面白いですが、我々は場外にいるわけではなく、同じリングに立っているのですから、本当は考えものなんですけどね。

世界中の国々は、トランプの言うことなす事すべてプロレスだとわかっているのですが、日本の安倍総理だけはアタマが悪いので、わかっていないようです。いまだに核武装に成功した北朝鮮を敵視しているのですから。佐藤優さんが言うように、核武装した国とは、もはや戦うことはできません。仲良くするしかないのです。ロシアや中国やインドやアメリカやフランスなど、そんな国々と、日本は戦うことなどできるでしょうか。

そういう基本的なことがわからない(平和ボケの)安倍総理やマスコミは、時代の変化についてきていないのでしょう。彼らの存在は日本にとって迷惑なものでしかありません。可及的速やかに、安倍総理は首相の座を下りて欲しいものです。