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ケトルとキッチンハサミも発注 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

息子のためにケトルとキッチンハサミも発注。


和平フレイズ コーヒー ドリップポット 1.0L ステンレス 日本製 IH対応 カンパーナ CR-8877

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  • 出版社/メーカー: 和平フレイズ(Wahei freiz)
  • メディア: ホーム&キッチン







うちの妻は心配症だ。長男は怒られ慣れていないので、将来就職したときに、すぐ仕事を辞めないかしらなどと言う。まだ大学生にもなっていないのに、気が早すぎる。最近の若者は怒られ慣れていないとよく耳にするが、実のところ、老いた私も怒られ慣れていない。逆に、怒るのも慣れていない。怒りたくないし、怒る必要性を感じないのである。子供にも教え子にもまったく怒ることはない。

それはなぜかというと、怒りで人を動かすというのは、暴力(武器)で他人をコントロールするのと同じことでからだ。怒る人というのは下劣な品性の持ち主であり、軽蔑すべき対象である。だから私は、「怒る人が大嫌いだ」と妻に当てこすりを言ってやった。

妻は何かというとヤカンが湯気を吹き出すように、頭から蒸気を発しながら、怒りで私や子どもたちをコントロールしようとする情緒的な人間だ。その怒りの不快さ、傲慢さを理解してもらうために私は妻に怒られるたびに、尋常ではない逆ギレで返すことにしている。私は元来穏やかな性格なので、以前は静かに我慢をしていたが、近頃はギャーギャー言われたら、ギャーギャーと数倍大声を出して言い返すようにしている。ただ、私の方から怒りで妻をコントロールしようとすることはしない。下劣な行為であることを深く認識しているからだ。

妻がこれまで勤めてきたパート先では、結構な確率で、怒りで他人をコントロールしようとする人がいたそうだ。男も女も等し並に。まるで自分の子供を叱り飛ばすように、大の大人を叱るのだという。それが「パワハラ」であるということを自覚していないのだから極めて罪深い。大学のセンセイでも、怒りで学生をコントロールしようとする人もいるらしいが、だからといって、同僚を怒りで支配しようとする人はいない。私もそういうことは絶対にしない。

怒りを露骨に表出しなくても、情理を尽くせば、相手がまともな人間ならば、動いてくれるはず。それでも動いてくれなかったら、その人は教育(学習)不能な人間であるから、相手にする必要はない。

私の身近な人間の中で、私をパワハラで怒らせるのは妻しかいない。妻の毒を消すために、私は毒をもって毒を制すことを、この5年くらい試験的に実行しているのだが、いまだに妻はそれを理解してくれない。妻は、ハサミ並にはうまく使いこなせないのかもしれない。