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ウクレレ弦の張替え計画 [音楽・楽器]

午前中、歯医者に行って、外れてしまった銀の詰め物を付け直してもらいました。セメントの劣化は避けられないようです。今度外れたら、作り直しが必要だと言われました。今回、治療してもらったのは、右下の奥歯なのですが、私がよく使う歯ですから、仕方がないようです。

もっと気になるのは、その真上の歯。半年前に半分に欠けてしまい、樹脂か何かで固めてもらいました。そちらもいずれ欠けることは間違いないので、そのときは、神経を抜いて、歯を大幅に削って、銀歯をかぶせなければならないとのこと。その治療のために5、6回通院が必要だと言われました。歯医者に行くたびに、歯茎が加齢のために下がってきていると指摘されます。そういうことを言われると、悲しくなってしまいます。

久しぶりにMAHALOのソプラノウクレレを引っ張り出して演奏してみました。我が家には3本のウクレレがあるのですが、MAHALOは私が最初に買ったウクレレです。2011年に東日本大震災後の、異常な精神状態を癒やすために買ったのかもしれません。ただ、結局、演奏を覚えることができず、ずっと本棚の上に乗せっぱなしだったものです。今年、数年ぶりに、布ケースから取り出して、弾いてみたら、再び演奏を覚えたいと思うようになりました。そして、自分のモーティヴェーションを上げるために、ナットとブリッジを牛骨のものに替えて、ヤスリで削って弦高を低くし、弦をORCASに張り替えました。弦のテンションがゆるくなったので、演奏しやすくなりました。さらにチューニングがしやすいようにペグも自分で交換しました。

しかし、もっとモーティヴェーションをを上げるために、KIWAYAのコンサートウクレレを大枚をはたいて購入してからというもの、急に3000円のMAHALOの音が気に入らなくなって、クローゼットにしまいこんでいました。しかし、久しぶりに引っ張り出してみたら、なかなかいい音がするのです。音感というものは、味覚と同じように変わるのかもしれません。そういうわけで、これからは手の届きやすいところに置いておいて、ときどき使ってやることにしました。

KIWAYAのコンサートウクレレを買った後、KALAのソプラノウクレレも買いました。きっとMAHALOよりは良い音がするはずだと思ったのです。しかし、同じレベルでした。ボディがマホガニーの合板ですから(ウェブサイトの説明欄にはマホガニー単板と書かれていました!これって詐欺じゃないのでしょうか?)、MAHALOと同じ素材です。音質も同じです。しかし、MAHALOとは違って、KALAには買ったときからAquilaの弦が張ってありました。ただ、これがボディと嫌な感じに共鳴して不快な音を出すのです。その音があまりに耐え難いのです。

ということで、私が好きな繊細で軽やかな音が出るように、ORCASに張り替えることにしました。しかし、同じようなウクレレが2本あっても意味がないので、KALAをLOW-G化するにします。LOW-Gは、コンサートやテナーのほうには合うけれども、ソプラノには合わないという見解もありますが、とりあえず試してみます。ナットの溝もよく見たら、太いし、ブリッジの穴も他の弦と同じ直径で開けられているので、LOW-Gに張り替えても、特別な加工はいらないようです。

ハードゲージとミディアムゲージのどちらにしようかと迷ったのですが、弦が太いと、またもや嫌な振動が出るかもしれないので、細い弦を選びました。レビューを見る限り、実際のところ、あまり差はなさそうです。ミディアムゲージのほうが売れているようですね。





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