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「人はパンのみにて生くるものに非ず」 [食べ物・料理]

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こういう団子みたいに小さいパンを作って冷凍しておくと、電子レンジで温めて、すぐに食べられます。わざわざ業務スーパーで高額な冷凍パンを買う必要はありません。

素材の3分の1は大豆粉です。そうすることで、糖質を減らす工夫をしています。おそらく、材料費は100円から150円の間でしょう。市販の糖質制限のパンでは、ここまで大豆粉の比率を高くできないはずです。私は砂糖の代わりにエリスリトールを使っているので、市販のものよりはるかに糖質を制限できていると思います。

これで私の2日分の朝食と昼食になります。今日の昼ごはんは、目玉焼き、ソーセージ3本、レタスの葉、ナッツでした。まさに「人はパンのみにて生くるものに非ず」です。

家にいると、無駄な食費をかけずに済むので、心穏やかに過ごせます。お金払う時に、私は心がザワザワします。私の体の一部が削り取られるような気分です。アンパンマンが、お腹をすかせた人に頭をかじらせてやるような感覚です。それが痛いのです。心の傷になります。

元来ケチな人間だからお金をもらうのは大好きですが、支払うのは耐え難く感じます。ふつうはお金と食べ物は幸せを与えてくれるものですが、私の場合はお金と食べ物は心配の種になっています。「さるかに合戦」で、蟹が猿にぶつけた柿の種みたいなものです。よくわからないたとえですけど。

「人はパンのみにて生くるものに非ず」という言葉は「マタイ福音書」の4章4節にあります。まさにそのとおりだと思います。人間は、お金や食い物のような物質的なもの以外のことを考えることも重要です。しかし、その言葉の後に続く「神の口から出る一つ一つの言葉」を重視する生き方を送ることは私にはできません。私はキリスト教徒ではありませんし、死んでもなりたいとも思いません。「神の口から出る言葉」というものを、誰が聞いたのでしょうか。「神の口」を誰が見たのでしょうか。そういう二次情報に人生を捧げることは私にはできません。神の口から出てきたと誰かが言った言葉のみでは生きていけません。やはりパンが必要です。そのパンを手に入れるためのお金が必要です。




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