いくら練習しても上達しない

ピアノを練習しても上達しない5つの理由と練習のポイント [ピアノ] All About

いくら練習しても上達しないというスランプに陥っているので、参考にさせてもらいます。

・片手ずつ練習する。
・間違ったところだけを取り出して練習する。
・テンポを落とす。

突然、話は変わります。私の同僚の話です。彼女は国際結婚をしているのですが、夫婦仲がとても悪いそうです。すでに離婚を考えていて、私を含めて数人に相談をしたところ、全員から「子供が小さいうちは我慢したほうが経済的にもよいと思う」という意見が返ってきたそうです。私も同意見ですが、彼女としては、いますぐにでも離婚したいとのこと。夫婦別会計で暮らしているので、経済的な問題は関係がないからだそうです。

彼女によると、外国人の夫はお子さんの養育費を入れてくれず、家事をいっさいしないのだそうです。疲れて帰っても、自分が食事を作らないといけないので、ストレスが溜まっているとのこと。あまりに忙しすぎるので、ベビーシッターに来てもらうこともあるのですが、自分の稼ぎよりもはるかにコストがかかるので、自分がベビーシッターになったほうがいいくらいだと彼女は嘆きます。

彼女もまた私と同様に病気を抱えているので、薬漬けです。私よりも若いのに、すでにボロボロです。まだ小さなお子さんとの生活だけが唯一の生きがいになっており、お子さんの話をするときだけは笑顔が蘇ります。

ちなみに、私の夫婦仲は最近は悪くはありません。まともな会話をすることはないのですが、ちょっとした言葉のやりとりはしますし、お互いに完全に無視し合うような感じではありません。年をとってきたせいでしょうかね。お互いに完全に敵対的だと、不安になるのかもしれません。世間は、（安倍晋三や麻生太郎や竹中平蔵を含め）無慈悲な人たちばかりですから、夫婦は助け合って生きていかなければいけません。

人間には限界があるので、だれでも頑張れば、理想的な生活が叶うわけでもありません。むしろ、頑張っても、夢が叶わないことのほうが多いです。９９％以上の人は、妥協して生きていると思います。私も完全にそちら側の人間です。妥協の塊です。

歳を取るにつれ徐々にわかってきましたが、他人と比べると良いことは一切ありません。過去の自分と比べて、今日の自分はどれだけ成長したかだけを見るべきです。それぞれスタート地点が大きく違っているのですから、本来、他人と比べることはできません。スタート地点とは、環境や才能や運のことです。人間には、そんなスタート地点をコントロールする能力も権利もないことは明らかです。それをコントロールできると考えるのは、あまりに傲慢です。人間はそういう傲慢さから自由にならないといけません。

オリンピックで金メダルを取ったアスリートが「夢を追いかけ続ければいつか夢は叶うものだ」と言うのを聞くことがあります。しかし、それはあまりに驕り高ぶったセリフだと感じます。その人の後ろにどれだけの数の敗北者がいるのか、金メダリストは想像すべきです。いくら努力をしても夢が叶わなかった人たちが99.9%以上であることは、算数ができる人なら、すぐにわかるはずです。

理論上、夢というものはほぼ叶わないものです。そんな漠然としたものは、マーチン・ルーサー・キングJrの夢のようにたった一発の銃弾で霧のように消えてしまうものです。