健康診断の結果

大雨の中、病院に行って、血液検査の結果をもとに薬を飲むかどうかの判断を医師に仰いできました。

副院長先生によると、「HbA1cの値は基準値ギリギリのところなので、微妙な感じです。このまま様子を見て、しばらくは食事でなんとかしましょう。薬はまだ飲まなくてもいいでしょう。今度は３ヶ月後、来年の１月に血液検査に来てください」とのことです。

これから死ぬまで薬漬けになって、家計を逼迫させる材料が増えるのかと思って覚悟していたのですが、急に気分が楽になりました。

診断書に書かれている他の数値を見てみると、俗に「悪玉コレステロール」と呼ばれているLDL-コレステロールの値も下がって、基準値をギリギリ下回りました。以前は基準値をだいぶ超えていたのですが、これも低糖質食（白米を食べない！）を実践しているおかげでしょう。

気がかりなのは、中性脂肪の値と白血球の数が基準値を下回っていることです。白血球に関しては、前日に職場の健康診断でも血液を抜かれているからかもしれませんが、おそらく関係はなさそうです。仕事上のストレスで免疫系が弱っているだけかもしれません。また、白血球の数は時間帯によって大きく変動するそうなので、一回の検査での結果では、なんとも言えないようです。

大雨が降りしきる中、クルマで病院まで送ってくれた妻に、帰宅後、診断結果を報告すると、妻は「私は太っていると言われないのに、中性脂肪が増えているのよね」と話していました。「甘いお菓子をよく食べるので、そのせいだろうね」と返事をしておきました。

久しぶりに妻の体をしげしげと見たのですが、たしかに太ってはいません。年齢のせいでしょう。むしろ健康な人は中性脂肪が増えると思います。私はジョギングをしなくなってから、年々痩せてきているので、そっちのほうが心配です。筋肉量が落ちて、サルコペニアになったら、どうしましょうか。

「医者に運動しろとは言われなかったの？」
「言われなかったけど、運動はしたほうがいいんだよね。」
「じゃ、近所にできたスポーツジムにでも行ってみたら？」
「ああ、使い放題のあれね。ポスターでは大きな文字で月額料金が安いことを謳っているんだけど、ウェブサイトで確認すると登録手数料がかかることが小さい字で書かれているんだよ。」
「へえ、そうなの」
「そうなのよ」

確かに、事務が出来た当初、私も登録してみようかと思ったのですけど、行く暇がないんですよね。私の同僚は、近所の公園の鉄棒で５００回くらい懸垂をして、無料でボディビルダーのようにマッチョになったのですけど、私もそういうので十分かもしれません。

世の中の人はみなお金がかからないところより、お金がかかるところのほうが安心だと思ったり、効果が高いと思ったりしますが、それって、思い込みかもしれませんよ。私は、極貧生活を送っているので、今後もなるべくお金を使わずに生きていきたいと思っています。