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Frank Sinatra - My Way | CELLO Cover by Vesislava [音楽・楽器]



やはり、チェロはいいですよね。音が耳に心地よいです。このチェリストの演奏を聞きながら、今日は仕事から帰ってきてからずっとテストの作成をし、最後の1本分を完成させました。すっきりしました。

今年、出講しなければいけないのは、あと5日です。もう行きたくないです。楽器の練習時間がもっとほしいです。

ランチタイムに、同僚と「バランスの良い食事」の話になりました。「バランスっていったいなんですかね。最近、私はヴィーガンとかベジタリアンの気持ちがわかるようになってきましたよ」とそれとなく水を向けると、その同僚から、「自分の親戚にピーナッツと豆腐しか食べなかったので、内臓の病気になって、20代で死んでしまった」という答えが返ってきました。同僚は、私が白米、ラーメン、そば、うどんなどの炭水化物を摂らないことを知っているので、私を心配してくれてそういう事を言ってくれたのは明らかです。しかし、その亡くなった方の食生活はあまりに極端で、私とそんな病的な食事をしている人を比べるのは公正ではありません。

私が炭水化物の摂取を控えているのは、なるべく血糖値を上げない食事を心がけているだけです。白米を食べなくても、全粒粉のパンやバナナやりんごヨーグルトなどで、十分に炭水化物は摂取できています。しかも、この食生活に変えてから、感情の起伏が緩やかになったという効果も出ています。

私がベジタリアンやヴィーガンに共感するようになったのは、地球環境や動物の生命も考えてのことです。愚昧な安倍政権が、二酸化炭素の排出量を減らす努力を全くしないのであれば、代わりに個人が実行して、政権の考え方を少しずつ軌道修正していく必要があります。個人の影響力など微々たるものかもしれませんが、誰かが何かを始めなければ、状況は改善しません。

二酸化炭素の排出量の抑制するには、牛や豚などの家畜を大量に食べる生活を控えることが重要です。その理路はどなたもご存知でしょうから、ここでは説明を控えます。言わずもがなです。

「バランスの良い食事」というときに、多くの人々は、厚生労働省が発表している炭水化物を6割摂取して云々カンヌンというやつを無批判に受け入れているだけです。同時に、彼らは自分の健康のことのみを考えているだけであって、厚生労働省が設定した「バランス」にはどういう根拠があるのかまったく理解していないと思います。私もその科学的根拠を教えられたことはありません。お題目のように「バランスの良い食事」が大切だと唱えられるだけです。遺伝子研究が進んできている今、ある人にとっては健康的なメニューが、また別の人にとっては不健康になることもありえます。いまさらながら、「バランス」という言葉の使い方は見直すべきだと思います。

「バランスの良い食事」というときに、自分の健康ことだけを考えるのは、本当に「バランスの良い」ことでしょうか。地球の生態系全体(倫理、経済、文化などのすべてを含む)を考慮に入れたときに、その「バランス」とやらは簡単に崩壊してしまうでしょう。彼らが考える「バランス」こそが、生態系のバランスを崩してきた原因なのですから。「バランスの良い食事」とは、別の基準で見れば、決してバランスの良いものではありません。






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