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政治家は、人々の不安を巧みにコントロールする食えない奴らです [雑感・日記・趣味・カルチャー]

新型コロナウイルス対策で臨時休校を要請した安倍首相の支離滅裂 - 米山隆一|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

安倍の越権行為を告発する記事です。米山さんは、開成高校から東大に入った秀才で、女にモテたいがために勉強し、医者と弁護士になり、政治家(元新潟県知事)にもなり、最後は、女でしくじった方です。

それはおいておいて、安倍総理は、北朝鮮の金正恩や中国の習近平に憧れているのはミエミエです。心の底は、悪の共産主義者なんだと思います。なにかを蛇蝎のごとく嫌う人というのは、本当はそれが大好きなのかもしれません。

ここまでの状況を整理すると、たぶんこんな感じでしょう。マスコミは、安倍政権を批判するための餌として与えられた、インフルエンザに毛が生えた程度の新型コロナウィルスの脅威を煽りまくります。イジメの構造と同じで誰かを徹底的に叩き潰すことで快楽を得ることでイキイキしているのがマスコミです。その状況を毎日見せられた、頭のものすごく悪い庶民がパニックになり、マスクや消毒液を買い占めて高額で転売し、しまいにはデマとわかっていながら、トイレットペーパーを買い漁るという浅ましい姿を見せつけられます。それによって、実態以上に、人々は新型コロナウイルスを恐れるようになっていきます。

それまで大したことはないと漫然と構えていた危機意識のない安倍晋三は、自分に攻撃の矛先が向かってきたことを受けて、慌てふためいて、出しに抜けに思いついた筋の悪い手を独断で決めてしまったわけです。今日から全国一斉で休校になっていますし、さまざまなイベントが中止されています。安倍晋三は、休校や中止の要請をしただけで、自分は命令したわけではないと主張しますが、自治体や興行主は、自分たちにパニックになった庶民の攻撃対象になったら怖いと思って、安倍晋三に唯々諾々と従わざるを得なくなる仕掛けです。野党も同じです。クレージーな民衆を敵に回せないので、安倍を真っ向から批判できないのです。

今回の対応では、安倍がしくじったことは明らかですが、いずれ近いうちに新型コロナ騒動は収まるのは確実ですから、そのうち自分が抑え込んだんだと威張りだすしょう。五輪も無事に開催され、株価も日銀が買いまくって、日経平均も3万円を突破し、安倍晋三は日本を救った英雄だと教科書に書いてもらうのでしょう。笑止千万です。

いまパニックになっている人達は、安倍にコントロールされているだけです。それがわからないのであれば、きっと学校で何も学ばなかった人なのでしょうね。安倍が学校を休ませているのは、勉強させないためです。子どもたちを守るためではなりません。自分の頭で考える人を減らすためです。

椎名林檎がライブを開催したことで、ヒステリックに怒っている人たちがいますが、うちの妻もご多分に漏れず、「みんなが協力しているのに、ひとりだけ抜け駆けしてずるい」などと椎名林檎を批判していました。呆れました。戦時中の大政翼賛会ですか。うちの妻も、戦時中に生きていたら、大日本婦人会の役員にでもなって、抜け駆けした人を目ざとく見つけて、警察に通報したりしていたでしょう。米を隠している奴がいるとか、闇市で魚を買った奴がいるとか、ね。うちの妻はそういう人だから気が合わないことがよくわかりました。

現在、うちの妻のほうが正しいと思っている人のほうが多いのでしょう。しかし、半年もすれば、私のほうが正しかったと認識してもらえるはずです。

われわれの社会はこの数十年をかけて多様性を推進してきました。いろんな人が我慢を強いられることなく、幸せに暮らせるような社会を作ろうとがんばってきました。

ところが、新型コロナウイルスのようなことが発生すると、急に本性を剥き出しにして、差別が始まります。「みんなが右を見ているのに、どうして右を向かないんだ」という怒り方をする人が現れ、電車の中で咳やくしゃみをしたばかりに、外へ出ろと言われて、殴られたりする愚かしいことが起きています。

我々はそんな社会を実現しようとしてきたのでしょうか。新型コロナに感染して、死ぬ人はほとんどいません。風邪を引いて死ぬ年寄りの数より遥かに少ないのです。これは宝くじに当たるくらいの低い確率です。宝くじの場合、自分が当たるはずがないと考える人のほうが圧倒的多数なのに、どうしてウイルスだと、自分も罹って死んでしまうと思えるのでしょうか。あなたに10億円が当たる確率はほぼゼロですよ!

日本で現在、新型コロナウイルスによる死者の数は11名。日本の人口は1.2億です。単純にして、死者数を10人、日本人の人口を一億人とすると、1000万人に一人の確率になります。死者の数が2倍になったところで、500万人に一人です。さいたま市の人口は100万人ですから、さいたま市の5倍人口の中のたった一人が死ぬだけです。そんなウイルスの何が怖いんでしょうか。

ちなみに、イギリスのお隣のアイルランド共和国の人口は483万です。現在であれば、アイルランド人の0.5人が死ぬというような話です。もういい加減にしてほしいです。

花粉症は国民の3人に一人くらいはおり、東京には2人に1人もいます。それに比べたら、いかに大したことがないかわかるはずです。

世の中には、不安を煽ることで商売をする人たちがたくさんいます。

「癌になったときどうしますか?」
「ご主人が交通事故にあって、家族が取り残されたらどうしますか?」
「家に泥棒が入ってきたらどうしますか?」
「このままだとシロアリに家が食われて、崩壊しますよ」
「あなたの資産がインフレで目減りしたらどうしますか?」
「年金だけで生きていけますか?」
「英語が話せなかったらこれからの時代は就職できないですよ」

こういう脅し文句に踊らされて、不要な保険商品を買わされたり、虎の子を投資をして、市場に溶かしてしまったり、インチキな工事業者にぼったくらたり、高額な英語教材を買わされたり、何度も高額な民間の試験を受けさせられたりするわけです。

政治家は、人々の不安を巧みにコントロールする食えない奴らです。

連中に踊らされないようにしましょう。