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2020年上半期の流行語を列挙してみる [雑感・日記・趣味・カルチャー]

新型コロナウイルス(Covid-19)
ソーシャルディスタンス
外出自粛(自己隔離生活)
不要不急
休業要請
アベノマスク
クラスター
オンライン授業(学習)
9月入学
Zoom(Zoom飲み)
PCR検査
緊急事態宣言
現金10万円一律給付(特別定額給付金)
アビガン
レムデシビル
パンデミック
コロナショック
コロナ禍

我々の生活をもっとも大きく変化させた犯人が新型コロナウイルスであるのは当然ですが、その対策である「ソーシャルディスタンス」は、人間の暮らしのあり方を再考させるものとして最も重要なものだと思います。

つい最近までソーシャル・ネットワークなどと言って、人間は誰かとつながっていることはよいことだというメッセージが氾濫していましたが、いまは正反対になっています。人は他人に近づいてはいけない、他者との接触は悪であるというものに変化してしまいました。

他者と距離を開けることは良いことであり、他人を守ることにつながるという感覚は、人間にはまだまだ慣れないものです。

ソーシャルディスタンスと聞くと、私は、小学校のクラスで昔は流行したイジメの一つの形態を思い起こします。イジメの対象を「バイキン」扱いするあの遊びです。世界中が誰かを「バイキン」扱いし、また自分もバイキン扱いされるという社会はけっして良いものだとは思えません。

もしかしたら、コロナが収束しても、バイキン遊びは人々の生活の中からは追い出せないものとなるかもしれません。この差別意識をどうやって終わらせるかが、人類の最大の課題になりそうです。この問題に真剣に取り組まなければ、人類の破滅につながるかもしれません。これは新型コロナウイルス以上に怖いことです。