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キーワードは最小限の暮らし?ミニマリスト志向の若者が増えている理由|@DIME アットダイム [雑感・日記・趣味・カルチャー]

キーワードは最小限の暮らし?ミニマリスト志向の若者が増えている理由|@DIME アットダイム

若い人たちの中にもミニマリストを目指す人がいるようですが、彼らはスマートフォンやパソコンがあれば、勉強も仕事もできるし、趣味を楽しむこともでき、さらには友達もできることを知っているからでしょう。また、都会暮らしであれば、近所には冷蔵庫代わりになるコンビニもあるし、洗濯機代わりになるコインランドリーもあるものです。モノは簡単に借りられる環境で暮らしていれば、わざわざ所有する必要はありません。テクノロジーやライフスタイルの進歩の結果、昔のようにモノをたくさん必要としない時代に戻ってきているのかもしれません。

私はミニマリストを目指しているわけではないですが、徐々に学生時代の持ち物の数量に近づいてきています。学生時代の持ち物を100としたら、今は250でしょう。生前整理をする前は、400くらいだったように感じています。

学生時代は14インチのブラウン管テレビ、ビデオデッキ、Technicsのステレオのセット(35年前に20万円もしました)、シャープの書院というワープロ専用機を持っていました。他は、小さな本棚とか布団とかこたつや折りたたみ式の机など。アパートにはロフトが付いていたので、冬場はそこを寝床にしていましたので、部屋は広く使えました。はしごが邪魔でしたが。夏は熱中症になってしまうので、床に寝ていました。

学部時代に住んでいたアパートは電波の受信状況が悪く、テレビはNHKくらいしかまともに見ることができませんでした。だから、ほとんど見ることはなく、もっぱら映画のビデオを借りてきて観ていました。画素の荒い小さい画面だったので、そんなにたくさんは観る気も起きませんでした。ということで、私はステレオで放送が開始されたばかりのJ-Waveや好きなクラッシックやロックミュージックを聞きながら、本ばかり読んでいた記憶があります。だから、モノはさほど必要ありませんでした。

いまは家もクルマもパソコンも楽器もあるし、壊れたら自分で修理するので、そのための道具も持っています。その分、品数は増えるのは仕方がありません。学生時代に所有していた本の数は100冊くらいでしたが、今は500冊から700冊でしょう。これでも、10年前に1000冊以上処分し、今回も1000冊処分した結果です。ちなみに、かつては図書館もよく利用していたので、読んだ本の数はこの倍以上ですね。

生きているとどんどんモノが増えていきます。部屋の主役はあくまで人間であるはずですが、モノのほうが支配者になっていき、人間は者たちに許可を得て部屋に住まわせてもらう状態になっていきます。それが辛いと感じる、敏感な人がミニマリストを目指すのかもしれません。ミニマリスト志向の若者の多くは自分が主役であるべきという発想を吐露することはないでしょうが、無意識のレベルではその変化に気づいているのかもしれません。

今朝は4時起きで、1クラス分の課題を評価しました。これにて今週の仕事は終わりです。月曜日までは仕事をしなくても良いのですが、来週が辛くなるので、少しずつ片付けていこうと思います。今朝は雨ですが、5ヶ月間誰も住んでいなかった長男のアパートに行って荷物を持ち帰ってこようと思っています。昼からは雨が上がるようですから、荷物を濡らさずに運び出せるでしょう。