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学問というのは鬱陶しいものです [資格・学び]

英語の読解力を養ってくれる「クリティカルリーディング」とは?

学問というのは鬱陶しいものです。学問の神髄は、知識の習得や整理整頓だけではなく、面倒くさい手続きを踏んで知識を再点検し、アップデートすることです。だから、大学を卒業した人はみな鬱陶しい性格になっているはずなのです。しかし、みなさん、素直で騙されやすい方たちばかりです。教育に失敗しているからなのでしょう。

当たり前ですが、クリティカルにものを考える能力は英語学習だけに限りません。クリティカルを「重要な」という意味で使うことがありますが、その重要さは価値があるという意味ではなく、善悪、成否の判断を迫られた状態を指しています。criti
cismというのはcriteriaという物事の価値判断基準をもとに、よいのかわるいのかを判別する行為ですが、そのcriteriaを形成する場が大学教育です。

大学というところは、なんでもすぐに信じてしまう癖をなくし、面倒くさくて、鬱陶しい手続きを踏まないと、納得しないという姿勢を養う場なのです。

私はそれを英語教育を通して行っているつもりですが、そういうことを理解しない学生に鬱陶しいオジサンだと思われています。残念です。

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