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ゲーム脳? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

安倍首相の評価は真っ二つ…「アベノミクス」の成功と失敗をどう見るか(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

菅さんに、「安倍政権の最大の失敗とは何だったか?」という質問をぶつけてほしいです。私が考える最大の失敗は、竹中平蔵の言いなりになって、非正規雇用者を増やし、実質賃金を下げてしまったことだと思います。結果、雇用の流動性は増大したかもしれませんが、人々の不安が増し、消費をしなくなってしまったということです。菅政権では、安倍政権を踏襲するので、ますます社会の不安定さが増していくでしょう。

第2は、再生エネルギーを活用することで、環境に配慮しながら経済を活性化させることを拒んだことです。民主党政権が続いていたとしたら、多くの家庭の屋根にソーラーパネルが乗って、電気代が安くなっていたと思います。その分、可処分所得が増え、消費に回せていたでしょう。自然が無料で提供しているものを有効活用せず、わざわざお金をかけて原油を採掘し、エネルギーをかけて運んできて、それで電気を作るなんて原始的なことをいつまでするつもりなのでしょうか。

第3は、いくら悪いことをしても許されることを国民に教えてしまったことです。安倍政権は道徳を教科化しておきながら、道徳を破壊するということをしました。アベノミクスでアクセルを踏みながら、増税をしてブレーキを掛けるというわけのわからないことをしたのと同じように一貫性がない政権でした。安倍晋三は、「ネトウヨ」という道徳心のない、差別的な人々を味方につけ、社会的な分断を行いました。第4以下もズラズラと出てきますが、安倍政権で良いことがあったとすれば何かと考えたら、株価が上がっただけでしょう。そのためのお金は国民から集めた税金と年金ですからね。大企業を実質的に国有化することで日本を共産主義化したのです。だから、大企業は安倍政権に楯突くことができなくなったのです。一般の国民は大企業をピラミッドの頂点とするツリー状の組織に組み込まれているので、安倍政権を叩くということは自己否定になるという構造です。安倍はその構造を作り上げることによって、日本の社会を中国共産党一党独裁体制に近づけました。

モーリー・ロバートソンさんの「テレビ業界への意見表明」で考えたこと | 文春オンライン

テレビは、知識のないタレント・芸人の不確かな感想で安易な番組作りをして、いい加減な情報を垂れ流し、国民を惑わすことばかりしているのですから、呆れられて当然です。それに、テレビ番組はスポンサーがついているので、その企業を利するステルスマーケティングばかりしているので、テレビショッピングを延々見せられているような感じです。ドライブレコーダーの映像が流れた後は、ドライブレコーダーを作っている会社のCMが流れたりすることはよくあります。テレビは大企業と政府による国民の洗脳装置に成り下がっています。山本一郎さんは書いていませんが、テレビが発する有害なメッセージの中にはは、差別やイジメを肯定し、イジメらているやつにも非がある、悪いやつはリンチしてもいいんだ、というものもあります。新型コロナウイルスに感染した石田純一氏を叩きまくってよいという雰囲気を醸成したのはテレビです。いまやテレビはインターネット以上に危険なメディアだ言われても仕方がないと思います。

「ゲーム脳の信憑性」を現役医師が怪しむ理由 | ゲーム・エンタメ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

新しいものが出てくると、それは危険だといわれることは昔からです。子どもたちが漫画に飛びついた時代には、漫画を読むと頭が悪くなると言われ、親に内緒で読むという状況がありました。テレビが一般家庭に普及したときには、テレビは「一億総白痴化」の原因だと断罪されました。テレビゲームしかり、パソコンしかり、スマホしかり、ネットゲームしかり。同じことの繰り返しです。我が家では子どもたちに好きなだけゲームをやらせています。学校の成績も特に問題はありません。二人とも小中学校では上位でした。それより、政治家が科学的根拠のない「ゲーム脳」説に洗脳されて条例まで定めてしまったというのは呆れます。香川県議会は今年3月に、ゲームは「1日1時間まで」という子供じみた条例を定めましたが、仕事をしているフリをしたいだけなのでしょう。ものをしっかり考えられないのは、ゲームのせいではないと思います。ゲーム脳に侵されているのは、むしろ政治家の方ですよ。

コロナ危機が導く「グローバリズム以後」の世界 「東京五輪」と「大阪万博」を諦めない日本の末路 | 令和の新教養 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

新自由主義型グローバリズムからグローバリズムを取り去ると、残るのは新自由主義。言い替えればウィズコロナの時代においても、わが国はナショナリズムに向かわず、国民の分断や、弱者切り捨てを容認する新自由主義的方向に向かうのではないか。


佐藤 健志さんの仰るとおり、菅政権は、自己責任を極端に推し進めると思われます。「公助 共助 自助」をスローガンにすること自体、国民に「自助」や自己責任を要請することは目に見えています。グローバリズムが終わるというのは、お二人がグローバリズムの定義を明らかにしていないので、私に正しいとは思えませんが、自民党はますます弱肉強食の社会を固定化していくのでしょう。その弱肉強食を終わらせるためには、自民党から国民を解放しないといけません。