ヤフオクの話

昨晩、ヤフオクであるギターを落札しようとしたのですが、できませんでした。ヤマハのエレキギターで同機種でかつ同じ色が同じショップから出品されていました。私は終了時刻の遅い方で、ちょっと弦高が高く、フレットの減りが多い方を狙っていました。そちらのほうが人気がないだろうと思ったからです。ところがどっこい、１つ目が１万円以下で落札されると、残りのほうの入札合戦が活発になりだし、最終的に３回ほどの延長戦の後、１万円強で落札されました。

人気がなさそうだと思ったほうが人気が出たのですが、どういうことなんでしょうね。入札しようとしている人が、こっちのほうが人気がなさそうだから、安く落札できるだろうと思うと、他の人も同じことを考えて、結局高くなってしまうのかもしれません。自分が考えていることなんて、他の人も考えているという好例なのでしょう。株式の場合はそれならうまくいくかもしれませんが、オークションの場合は、その反対をしないと残念ながらうまくいかないようです。

そのエレキギターはもちろん新品で買う価格の半額以下なのですが、フレットが７割位しか残っておらず、片減りしているところもあるそうなので、質はよくありません。

私は競争に巻き込まれるのを極端に嫌う性格なので、早々に戦線離脱。結果的に良かったと思います。ああいうところでヒートアップするタイプの人はきっと後悔するんでしょうね。

もう一つ、現状品のバッカスのベースギターを狙っていたのですが、そちらは最終的に3000円台で落札されたようです。ハードオフで１万円で売られているのを見たことがあります。私が見たバッカスは、ネックはまっすぐで弦高は低かったのですが、Ibanezよりネックの幅があるので、たぶん私には弾きにくいと思います。

これ以上楽器を増やさないほうが良いのかもしれませんが、激安価格を見ると、欲しくなってしまうんですよね。そういう性格が仇となって、貧乏生活を余儀なくされているのかもしれません。