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日本のトランプ応援団の妄言総まくり [雑感・日記・趣味・カルチャー]

大統領選不正デマを拡散した日本のトランプ応援団の妄言総まくり! 百田尚樹、橋下徹、平井文夫、木村太郎…|LITERA/リテラ

自称「右派」「保守」の方たちは、自分が正しいと思ったほうが正しいはずで、それ以外はフェイクだと信じてしまうような中世の時代を生きる人たちのようです。彼らは自分の主観をカッコに入れることができないのでしょう。したがって、陰謀論に親和性が高く、フェイクニュースの方を信じてしまう傾向が強いのです。また、言っていることに一貫性もなく、いろんな詐術を使って自分の正しさを弁護しようとするのですが、そのロジックが子供じみていて笑えます。素人は騙せても、アカデミックな人間はその詐術(いわゆる「ご飯論法」など)を容易に見破れるのです。彼らは追い詰められて反論に困ると、最終的に「サヨクがー」と言い出して、相手を黙らせるわけです。黙らさせられた側は議論に負けたわけではなく、バカは相手にしないほうが賢明だなと思って、引き下がるだけなんですけどね。

日本の右派論客やネトウヨにとって重要なのは、民主主義や人権を否定し、差別や排外主義を全面肯定するイデオロギーだけ。トランプはその価値観を共有し、グロテスクな思想を体現してくれる存在なのだ。


トランプや安倍を応援するようなタイプの人たちは、世の中の状況がわかっていないんでしょうね。「俯瞰的・総合的に」物事を判断できないようです。(あの鉄壁の「ガースー」もそんなことは全くできませんけどね。「議論は一切しない。私の思い通りにする」というタイプですから。)

木村太郎なんか、「トランプは戦争で人を殺していなんだから、ノーベル平和賞を2回もらってもいい」と言い切りました。ファンドマネージャーの西山孝四郎氏もずいぶん前から同じことを言っています。トランプは外国人を直接殺していないのかもしれませんが(間接的には殺しています)、国内では暴力を煽り(それがプロレスだということに、アメリカ国民はまったく気づいていないのが問題です!)、無用な分断を引き起こし、また新型コロナウイルス感染拡大対策の完全な失敗で、いままでのところ24.6万人も殺しているのです。どれだけ人を殺したら、気が済むんでしょうか。共和党の元大統領のブッシュ・ジュニアはイラク戦争で推定50万人に犠牲者を出しましたが、トランプは直接的にその半分のアメリカ人を殺しているのです。

ノーベル平和賞を受賞したオバマは、ブッシュ・ジュニアが証拠もないのに始めたイラク戦争の戦後処理で爆弾を落としまくらざるを得なかったわけで、ブッシュが余計なことをしなければ、爆弾なんか落とさなかったはずです。原因はブッシュの方にあるのですよ。そういう因果関係が見えない人が、オバマをいたずらに攻撃しているのです。

トランプは事実上の敗北宣言を出しました。「バイデンは不正選挙で勝利した」(He won because the Election was Rigged)というツイートは、選挙が操作されていた可能性は否定できないが、敗北したことは事実だと認めたと受け止めるべきです。これによって、世界はババ(ジジ)抜き、いやトランプ抜きで動き出すことになったようです。

僅差でのバイデン勝利ならまだしも、圧倒的なバイデン勝利という選挙結果を見て、不正選挙を疑うということは、トランプは、アメリカをロシアや北朝鮮や中国と同じレベルだと見なしていることになるわけですから、有権者は自分たちがトランプにバカにされていると気づかなければいけません。そんな爺さんをいまだに応援しているアメリカ人は、小学校からやり直すか、精神科に行ったほうがいいと個人的には思います。

返す返すも、安倍とトランプが「失政によって」一気に片付くというのは、日本国民として、いや地球市民としては歓迎すべきことです。長年待ち望んでいたことがようやく訪れました。次の夢は「ガースー」の鉄壁の守りが崩壊することです。とはいうものの、どう見ても、すでに完全崩壊していますが。