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引き算の健康法 [健康・メンタルヘルス]



ものすごくいい話です。

たいていの患者は、「何か良い健康法はないか、健康食品はないかと医者に質問するけれど、生活習慣病を引き起こした自分自身の生活習慣の乱れを正すべき。現在の問題を解決せずに、新しいものを取り入れても根本的な解決にはつながりません」と先生はおっしゃいます。

そもそも生活習慣病は、不健康な食事や運動不足だけではなく、生活時間の乱れ、過重労働、そして職場や学校、家庭内の居心地の悪い人間関係などに起因するストレスによって引き起こされたものであります。

「生活習慣病」という用語は誤解を与える部分があるので、心身相関の観点から正しく「心身症」と捉え直したほうが良いと私は思います。つまり、これまでの認識を改め、まっ先にストレスフルな生活習慣を改める必要があるのです。ストレスを生む原因となる無駄なもの、自分に害を与えるものを可能な限り排除していき、自分に必要なものだけを残せば、今よりも身軽になり、健康を害するストレスから解放されます。

持病を抱える私が偉そうに言うことではありませんが、良さそうな健康法を漁る思考は捨てて、先生のおっしゃるような「引き算の健康法」を実践することが重要です。


話が飛びますが、私はコロナ禍にと突入して以降、物欲がすっかり失われてしまいました。10年以上前からのことですが、収集癖もなくなりました。必要に駆られてモノを買うことはありますが、以前のように単純に欲しいという衝動に駆られることはありません。むしろ、モノを減らしたいという衝動のほうが強いのです。

私はミニマリストではありませんが、現代人はモノを過剰に所有しているゆえに、ストレスを感じているのではないかというミニマリストや断捨離にハマる人たちの意見に私は大いに賛同します。なくてもいいものは、譲渡、売却、廃棄を検討してみるといいと思います。


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