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Shakespeare and Company [本]



"Every book is a gift."

Exactly right!



火曜日の職場には、学習のモチベーションが極端に低い女子学生が多いのですが、どうしたらいいものか、と思案しています。女子は機嫌を損ねると大変ですから、ご機嫌取りに腐心しています。そのせいで、私は成績評価も甘い教員だと見られてしまっているようです。残念ながら、そうではありませんと、授業中に申し上げておきました。

学問(discipline)は才能(gift)を持った先人たちが後代の人たちに贈ってくれたありがたい贈り物です。まさにギフトなのです。その価値が理解できない学生は学生の定義を外れています。少なくとも学生時代に学問(study)と学習(learning)の区別がつかない人は、今後も視野を拡大する可能性を低くしてしまいます。結果、将来何かのトラブルに直面した場合に、自らの視野狭窄的思考が困難の克服を難しくしてしまうことになるでしょう。それは極めて残念なことであり、また、もったいないことです。先人たちに対する敬意の喪失は、ブーメランとして返ってきて自らの首を刎ねます。


数日前から義母との同居生活が始まりました。妻の手術入院中の私と次男のお世話をしてもらうために、妻がわざわざ呼び寄せたのです。しかしながら、腰の曲がった義母は、かなりヨボヨボです。犬の散歩も買い物も、階段の上り下りさえも不自由なのです。私と次男の世話をするだけの体力もありません。逆に私がお義母さんのお世話をしなければいけない状態です。妻は自分の母親がそんなことになっているとはまったく想像もしなかったそうです。想像力のなさには呆れます。私は呼び寄せることを強く反対したんですけどね。妻も後悔しているようです。それではなくても私は忙しいのに、仕事が増やさないでほしいですよ。当たり前ですが、妻がいなくても、私も次男も通常モードで生活できます。妻が何を考えているのかさっぱりわかりません。義母が手伝うことなんかないんですよ。

義母の話はさておき、その日、義理の妹が義母を車で送ってきてくれたそうです。私が帰ってくるまで長い間待ってくれていたようなのですが、私も週6で働いているので、残業をして、いつもより遅く帰宅しました。さすがに待っていられないということで、義理の妹は帰ってしまいました。妻によると、妹は私の部屋を見て感動していたそうです。いろんな楽器がずらりと並んでいるし、英語の本はたくさんあるし、割ときれいに整理整頓してあるし。そういうことで何か私と話したかったそうです。また、何かあったらいつでも来る用意があると言って帰っていったとのこと。むしろ、義母より、彼女のほうが役に立つと思います。ほんと、うちの妻は何を考えているのかさっぱりわかりません。

昨日も変な妄想を語っていました。入院中に、私のことを知らない人物が勝手に病室に入ってくるのが怖いから、完全に面会謝絶にしてほしいとかなんとか。あまりに妄想がひどいので、「そもそも、あなたのことなんか心配している人なんかいませんし、誰も会いに行きませんよ」とぴしゃりと言ってやりました。



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