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「それって役に立つの?」って草! [資格・学び]



資格関連のYouTubeのコメント欄を見ると、「その資格を取って何をするの? 草」とか書いてあるのを見ることがあります。そのような失敬なコメントを書き込んだ人こそ、本当に「草」ですね。人間として終わっている人です。

仕事に役に立つかのか立たないのか、お金を稼げるのかどうか、という観点でしか資格取得を評価できないのは、その人の視野が狭いということを証明しています。(私の専門分野の文学もよく、頭の悪すぎる人たちに、そんなふうに言われます。)

「役に立つ」という動詞の前には、仕事や入試にとか打算的、実利的なものしか入らないわけではありません。

たとえば、「私はですね、四十の手習いでピアノを始めて弾けるようになったのが大変うれしく思っています」などと私が誰かに言ったとします。(ピアノが弾けるようになったのは事実です。)そのときに、相手が「そんなのことをして、何の役に立つの? 自分の演奏なんかより、ずっと上手な人の演奏を聞いた方がいいじゃないの?」と言ったとしたら、私はその人とはもう二度と会話をすることはないでしょう。バカは死んでも治らないからです。バカは新型コロナウイルス感染症とは違って治療不可能です。

彼らは無意識に自分の価値観を絶対視し、それを相手に共有させようとします。自分の視野が狭すぎることに気づけていないのです。その時点で、彼らには伸びしろがゼロであることは確実です。残念ですが、我々はそんな人と会話をしても時間の無駄です。何の役にも立ちません。自分の貴重な時間はもっと楽しいことに使いたいものです。

もしその相手が「ええ! すごいですね。どうやったら弾けるようになるんですか?! 今度教えてくださいよ」と飛びついてきたら、その人は知的好奇心が旺盛で、学習意欲が高く、頭の良い人だと思います。

残念ながら、そういう人はめったにいません。私の周りには常に愚痴ばかり言っている人が多いため、彼らからは何も学ぶことはありません。視野を広げてくれることもありません。





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