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クワイエットアワーを地域でも | NHK | 医療・健康 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

クワイエットアワーを地域でも | NHK | 医療・健康

日本中のお店ではいろんな音楽が流れ、それを遮るように店内放送があり、頭が混乱します。雑音が多すぎて集中して買い物ができません。

スーパーマーケットもひどいですが、私が嫌悪するのは鉄道やバスのアナウンス。特に、新型コロナ流行以降の鉄道は目に余ります。それ以前も無駄なアナウンスが多かったのですが、さらにその隙間を埋めるように、マスクの着用や会話を控えるようにとのアナウンスを5分おきにしています。うるさすぎて不愉快です。電車に乗ると、イライラします。イヤフォンで音楽を聴いていてもそのアナウンスは聞こえてきます。まったく無音になるような耳栓を誰か開発して欲しいです。

とにかく、車掌のアナウンスの情報がゼロであることは耐え難いのです。ふだんのアナウンスの情報がゼロであるだけではなく、電車が遅れた時などの情報も不鮮明で、いつまで待たされるのかも曖昧。それもイライラさせられる原因です。渋滞を回避できる車と違って逃げ道がないのです。鉄道というのは、大量輸送の面では効率が良いのかもしれませんが、人間のメンタリティーを苦しめる要素が多分に含まれています。遅延のあった際に、会社や学校に遅刻の言い訳に使えて、怠け者にとっては都合が良いのですが、待ち時間は多いし、車内は座っても座席の間が狭すぎて窮屈だし、車内の温度の設定はめちゃくちゃだし、あまりに非効率で、時代遅れな交通手段だと思います。

日本ではいまだに公共交通機関を利用することが環境に良いと信じ込んでいる人が圧倒的多数です。そろそろ、その偏狭な考え方を180度変えなければいけない時代になったのではないかと思います。

話を戻しますが、「クワイエットアワー」の導入は私みたいな音に敏感な人間にとっては非常に良い試みです。街で買い物をしても、他人にコントロールされているという不快な気持ちがやわらぐ効果があると思います。

音が気になる(聴覚過敏)【自律神経失調症の治し方】 - (有)せいゆう薬局(自律神経失調症・パニック障害専門の漢方薬局)

音に敏感になる病気|聴覚過敏はストレスやうつ病のサインかも。イライラ・眠れない人は要チェック | Medicalook(メディカルック)

これらの記事のように、聴覚過敏(auditory hyperesthesia)を病気扱いにする人がいますが、人間の方が治すべきことではないでしょう。むしろ、社会の方が直すべきです。大昔は、こんなにノイズに溢れていなかったはずです。明らかに、もっと静かでした。田園では牛がモーと鳴いていたり、豚がブーブー鳴いていたり、小川がちょろちょろ流れていただけです。いまだって、田舎に行けば静かなものです。たまに町内放送があったりしますが、可愛いものです。そういう音でしたら、私だってふつうに暮らせます。自分が病気だとは思うことはないでしょう。

私はパチンコ屋が大嫌いなのですが、その原因はタバコの煙だけではなく、あの騒音です。あそこでは3分も耐えられません。現代人の大多数でも長時間あそこで生活することには我慢ができないでしょう。

それにも関わらず、「聴覚過敏は一時的な現象ですから、病院で治療してください」と言われても、何をか言わんやです。病気なのは、騒音に平気でいられる側の人間です。感覚過敏を「発達障害」だという人がいますが、発達障害を患っているのは人間の方ではなく、社会の方です。

感覚過敏のある人に対する優しい社会環境づくり - 埼玉県

埼玉県だけでもいいので、街全体がもっと静かになるといいです。あとは、光とニオイの問題もあります。明るすぎるのも、臭いのも嫌です。電車やバスの暗い緑っぽい白い光も落ち着きません。他人のニオイも嫌です。電車やバスの車内では、オナラをすかす人もいますし、アルコールで肝臓が悪くなっている人もいますし、香水や柔軟剤の臭いのきつい人もいます。ニンニクやタバコのニオイも耐え難いです。他人の会話を聞くのも本当に嫌です。会話の内容もさることながら、話し方の癖に囚われてしまい、他のことに集中できなくなります。

私はパニック障害ではありませんが、パニック障害になる人の気持ちがわかります。バスや電車のような無作法な乗り物はなかなかないでしょう。





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