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現役銀行員の日商簿記2級合格体験記 [簿記]



1. 簿記は3級から勉強を開始すること
2. 簿記を舐めるな
3. 諦めなければ受かる

その通りだと思います。私も簿記3級を一度落ちていますので、全面的に賛同できます。1年前の私も簿記を完全に舐めていました。でも、実際に勉強を開始すると、やり方を覚えるためだけの練習に偏ってしまい、応用の効かない状態に陥ってしまいました。したがって、数字の打ち間違いにイライラするだけのストレスフルなゲームに思えてきました。私にはマゾ的な傾向はないので、自分には向いていないと思うようになり、1年間手をつけませんでした。その間、他の資格試験の日程が詰まっていたので、簿記にかまけている時間がなかったのですが、そうやって頭を冷やしている間に、簿記に対する見方が変わりました。簿記は単なる電卓叩きゲームではないのです。

今回、考え方を学ぶという視点から学習を進めて行くと、借方と貸方にすべてを分けてしまうという究極の二元論こそ、西洋哲学を支配する世界観であるということに気づきました。気づくのが遅すぎると思いますが、この地点に辿り着けば、簿記はおのずと楽しくなってくるものです。偉そうなことを言っていますが、簿記2級は5月中にCBTを受験する予定です。とにかく、受かるまで受ける予定です。今年は年後半に宅建を受ける予定なので、簿記2級に関してはさっさと合格を勝ち取りたいと思っています。

2021年末から開始した資格試験の勉強ですが、ここまで取得したものを列挙しておきます。

メンタルヘルス・マネジメントII種、III種
第二種電気工事士
危険物取扱者乙四
ITパスポート
FP2級、3級
簿記3級

このあとに簿記2級、宅建士、行政書士、司法書士をつなげたいと思っています。息抜きに、温泉に入って講義を聞くだけで取得できる「温泉ソムリエ」も仲間に加えたいですね。田舎に移住するなら狩猟免許も欲しいです。




簿記2級は若いうちに取るべきですね。



この方も効率を優先して暗記することに頼って失敗したので、今回は誰かに説明できるように理解を心がける勉強法に変えたとのこと。英語だってなんだって同じことですが、他人に説明できるようにするのがもっとも効果的で、かつ効率の良い勉強法なんですよ。日本の教育はダメだと言ってマウントを取ろうとする奴らがいますが、日本の教育がダメなのではなく、暗記に頼って、他人に説明できるように学習しない学習者の方がダメなのですよ。教師は他人に説明しているのですから、最初からその教育法を採用しているのです。そこに気づかない学習者がダメなのであって、教育者がダメなのではありません。

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