「横超(おうちょう)の金剛心(こんごうしん)」を抱いて「大悲(だいひ)の願船(がんせん)」に乗り、幸せを噛みしめながら一生を終えたいものです。
私はまだまだ75歳までは道のりが長いのですが、先生のおっしゃる通り、いろんなものにしがみつこうとしています。特に、お金にですが。(名声、名誉は捨てました!)
しかしながら、死に近づいて行くに連れて、徐々にそういうものを手放さなければいけなくなって行くことになります。しがみつけないということに気づく瞬間というものがいずれ訪れるはずですが、そのときに崩れることなく、しっかり大地に根を張っていられるかどうか、いまの私にはまだわかりません。