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テレビからYouTuberが消えた理由とは? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

テレビからYouTuberが消えた理由とは?「若者を出せば若者が見るだろう」「Z世代にウケるだろう」という考えは安易で、出ているのがつまらない若者なら見ないのは当然 腐ったテレビに誰がした?|芸能|婦人公論.jp

私はテレビがつまらなくなったと気づいたのは、小学生の頃です。いまから40年も前のことです。何が面白くないと感じたかというと、番組の知的レベルが総じて低いということです。それが決定的な要因です。しょうもないお笑い芸人のギャグを聞くよりも、スポーツ番組を見るよりも、学校の勉強の方がエンタメ性の点で数段面白いと感じたのです。かなりやばい子供ですね。だから、急に友達付き合いが減りました。近所の子供と話さなくなったのです。話しても、周りがみな子供っぽくて。大方の高校生は幼稚園児との会話に苦労すると思いますが、あの感覚です。あれを1日何時間もやっていられないと感じたのです。

そのへんから急にラジオが友達になって、洋楽を聞くようになり、テレビとは別の世界に住む大人たちの話に耳を傾け、仏教関係の本を読んだり、大人の読むような小説を読んだりし始めました。

私はいまも他人との会話はすこぶる苦手です。友人でもです。先日妻に「会話する機会が少なくなると急にボケるわよ」と言われました。私は会話が苦手なので、急に会話時間が減ることはなさそうです。ずっと少ないので。むしろ、他の老人と無意味な会話を何時間もするような目に遭わされたら、ストレスでボケるに決まっています。老人介護施設に入れられて、どこの馬の骨だかわからないような老人たちとお話をしなければいけなくなったら、私は脱獄して、孤独な一人暮らしを楽しむと思います。それで野垂れ死するなら、それはそれで満足です。他人に合わせて生きていくなら、死んだ方がましです。

何の話をしていたか、急に思い出しましたが、テレビがつまらないと感じる人が増えた理由は、私の例でもわかる通り、視聴者の知的レベルが上がったことにあると思います。これまでの番組は自分の知的レベルに合っていると感じていた人が喜んで見ていた番組は、下の世代にとって幼稚に思えるようになったということです。

いまテレビを見ている人の大多数は老人ですが、彼らの知的レベルに合わせている限り、テレビ番組は延命できるでしょう。しかし、世代交代が進んだら、テレビはもっと知的レベルを上げる必要があります。

この記事では、Z世代と言っても、一口でまとめられるわけではなく、多様性があると指摘されてします。まったくそのとおりです。したがって、いまのように一様に低知性のテレビ番組作りをするのではなく、知的レベルの面でも多様性を持たせる必要があるでしょうし、そのうえでオンデマンド化をもっと進める必要も出てくるでしょう。

現代は検索すればいいだけの時代なのですから、わざわざHDDに録画予約するのも面倒なのです。面倒だから見ないということにも早く気づいてほしいですよ。

ついでに政治の話をしますが、いまの自民党は老人の方を見て、たまに子育て世代のことを考えているふりをしてお金をばら撒いています。そういうのに騙される知性の低い人たちも徐々にいなくなっていくと思います。テレビの衰退と自民党の劣化は同期しているように感じています。



「コオロギ陰謀論」知ってる? 人はなぜ簡単に騙されるの? | FORZA STYLE|ファッション&ライフスタイル[フォルツァスタイル]

どんなことでも、陰謀論に変換できますね。そんなにコロリと騙される人が多いのなら、私も陰謀論をでっち上げて、政党でも作って、補助金をがっぽりもらって優雅に生活できるかもしれません。


ひろゆき氏、あるジャンルの本を“役に立たない”と持論 「人生損してる」 – fumumu

自己啓発本は読んでも無駄、という意見には100%賛成です。なぜなら、知的レベルが低すぎるし、どれを読んでも同じことの焼き直しだからです。新しいことは学べませんし、再現不可能なことばかりですから、アホらしいのです。ひろゆき氏とは違って、そんなものを読む時間があるのなら、寝ろとは言いませんけど、その時間は外で運動したり、資格試験の勉強をしたり、何かのスキルを身につける方がいいと思います。自己啓発本というのは、清涼飲料水みたいなものであって、読んだ直後はやる気になるのですが、すぐに内容を忘れて、いつもと同じことを繰り返す結果になるのが落ちなのです。読んだ直後は、偉そうに部下に説教するときにそのネタを使うこともあり、部下からうざいと思われる人もいると思います。そういう上司にはなりたくないものです。


























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