忙しい人とは友人にはなれません

愛車はスズキの軽バンの「エブリイ」。配偶者と喧嘩しても、いつでも家出ができる装備をしているそうです。車中泊およびソロキャンプ用の道具、遊び道具（ラジコン、ドローン）を車載。しかも、３年弱の走行距離は１４万キロ。明らかな過走行です。そういう猛者が、世の中にいるのですねえ。きっと週末ごとにどこかに出かけているのでしょうね。私の友人にも、釣り好きで、シーズン中は週末になるたびに東奔西走している友人がいますが、そんなふうに人生を楽しんでいる姿を見るにつけ、心から羨ましいと感じます。確かに、人間なhそんなふうに楽しまなければ、クソつまらない仕事なんかやってられませんよね。



この女性もなかなかの強者。自分で車の整備をして、ユーザー車検を受ける女性は相当珍しいでしょう。車検場には、仕事で来ている女性もいますが、それでも数は少ないようです。

こんなふうに、自分でなんとかするという文化が日本中に広がると楽しいですね。この頃、「楽天車検」のCMをよくウェブで見るのですが、CMの中で、女性が「車検に時間を使いたくないなあ」とつぶやくと、ナレーターが「それなら、楽天車検！」などと言うのです。時間をかけたくないなら、お金をかけろという商人の発想ですね。彼らは、それでも、お金を節約できるというのですが、実は大した節約にはならないのです。

車検を自分でやれば、ディーラーや整備工場でやってもらう費用の２分の１、３分の１で済みます。お金がないのであれば、自分でなんとかするという人はたくましいです。

こういう女性とは、話が合いそうです。お金を出せば何でも解決できるという人は、すぐに他人を信用してしまいます。「専門家」なる人に、すぐに騙されるタイプです。医者の言うことを守って、病気になる人とかいますね。そんな人は、効率を優先するあまり、なんでもアウトソース（外注）して、自分で調べたり、自分で行動しないから、知識や経験が身につきません。自分の宿題を、コーラ１缶と引き換えに、他人にやってもらって、ノートさえも丸写しするみたいなタイプです。だから、話がつまらないのです。「忙」という文字は、心が亡いと書きますが、「心」がないというのは、頭脳、知性がないということです。

忙しいことを自慢にしている人や、暇人を軽蔑する人とは、絶対に友人関係にはなれません。忙しい人は、基本的に話が杓子定規で、誰でも言うような無教養なことしか言わないので、一緒にいる価値がありません。