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【青空文庫朗読】太宰治『きりぎりす』 [本]



清貧だった画家の夫がどんどん成功し、世俗的で、金に汚くて、卑劣になっていくのに耐えかねた妻が書いた離縁状という形式になっています。わかるようでわからない作品です。

わからないといえば、先ほど学生からどうして私の成績が悪いのでしょうか。先生のアドバイスもちゃんと聞いているのに、という内容のメールが来て返信に困りました。そういう学生は、ネットのない時代にはいませんでしたが、いまは時々出没して私のような教員を困らせます。彼らは自分が駄目な理由が自分で分析できないからこそ、そういう成績なんだということさえわからないようです。私が苦手とする相手なので、つけこまれないように、少し厳しく返事しておきました。こういうサポートセンターみたいな仕事はほんとうに嫌です。

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