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1年を超えた自粛生活。コロナ禍で自分を「内向的」と思う人々に起きた変化 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

1年を超えた自粛生活。コロナ禍で自分を「内向的」と思う人々に起きた変化

私はコロナ禍の生活は非常に暮らしやすいと思います。不満はありません。子供の頃から、母親にお前は内向的だから、ダメ人間だ、もっと積極的にならないといけないと非難されてきました。しかしながら、コロナ禍で、社交性が欠如し、他人と付き合いたがらない性格が、むしろ長所になるような状況に私は微笑みを浮かべてしまいます。私は教育現場にいるので、年間数百人の学生を相手にします。不特定多数の人間に無駄に話しかけ、話しかけられるわけです。子供の頃の性格から、そういう職業につくなんて、母親にはまったく想像もできなかったでしょう。私にも想像できませんでした。私が大勢の人の前で話すなんてありえなかったのです。人間の可塑性はすごいものだと思っていました。コロナ禍にさいなまれる前までは。

ところが、コロナ禍の中で地金が出ました。やっぱり私は無理をしていたんだなあ、という考えが浮かぶようになりました。HSP(繊細さん)である私にとっては、他人に気を使うことなく暮らせることはストレスフリーの状態なのです。友人にも電話でそんな話をしたことを記憶しております。この記事によると、私は違って、他人と関わるのが嫌だと思っていたけれど、本当は他人との交流を求めていたことを悟った人がいることがわかります。学生たちに、学期末に今の思いを自由に書いてもらったのですが、そういう学生も数多くいました。それが普通の人の反応なのかもしれません。でも、私は逆でした。今の生活はあまりに居心地が良すぎます。

これからの時代は「究極のアナログ人間」を目指すべき理由(大原 浩) | マネー現代 | 講談社(1/7)

デジタルかアナログかという二分法自体がデジタル思考じゃないのかなあ。私は昔からアナログ時計ではないと時間が理解できないくらいのアナログ人間です。数ではなく量で見るタイプなのでしょうかね。昔からアナログ人間ですが、別に、成功したわけでもないし、今後、必要とされる人材として世界に認められるような気配はまったくありません。マルチタスクも苦手で、常にシングルタスクで、迷惑をかけまくっていますが、それはアナログ人間だからでしょうか。

心理学・行動経済学で用いられる「ナントカ効果」まとめ、18個一挙紹介! | Mocha(モカ)

正直に言って、こういう効果のいくつかは何度聞いても覚えられません。人間の心理が経済活動に与える効果があるのは認めますが、その法則通りに人が常に動くかどうかはわかりません。たとえば、アンカリング効果ですが、たとえば、不動産屋がアパートを紹介するとき値段の低いところ、中くらいのところ、高いところの3つを案内すると、だいたい客は中くらいのところを選ぶようなケースで出る効果のことです。客はそれで相場感を得るのでしょうが、それが本当の相場なのか怪しいものです。不動産屋とお客の懐事情で一時的に決まった相場なので、本来の相場とは違うはずです。そんなふうに大局的にものを見ることができる人にとっては、アンカリング効果は無効です。特に、ネット社会ですから、比較対照できる情報が増えましたからね。