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対面授業再開 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

緊急事態の解除に伴い、日常生活が戻ってくるようです。私が教えに行っている大学では来週から対面授業が再開されるので、電車に乗る機会が増えます。授業自体は嫌ではないし、仕事の負担が大幅に減るので歓迎しますが、電車に乗るのはできれば避けたいです。

いまだに尾身先生は飲食店をターゲットにしています。酒を飲んで騒ぐ人たちが感染を拡大していると思い込んでいるのです。以前は、ショッピングモールのフードコートで感染する人が増えているとまで言っていました。そんなことを言っている人なので、個人的には尾身先生をまったく信用していません。私がネットのニュースサイトで目にするのは、飲食店での感染ではなく、介護施設や学校でのクラスター感染がほとんどです。あとは感染経路不明というものばかり。その不明な感染場所は電車やバスの中なんでしょう。密室で同じ空気を吸っているのですから、感染者が近くにいたら、うつらないわけがないのです。いくら教室での感染対策をしても、そこらじゅうに人々が密集する場所があるのですから、焼け石に水だと思います。尾身先生は、そういうことに一切触れません。電車の中や新幹線の中は安全だと言い切っていました。スパコンを盲信しているのかもしれません。

学生たちの移動が再開されれば、1ヶ月後、五輪の開会式が行われる頃には、インド株がすでに蔓延していて、五輪の中止を宣言しなければいけなくなるかもしれません。4月5月の感染者数の急増は、おそらく大学生の移動のせいでしょう。いま20代の感染者数が急増しているそうですが、さもありなん。

緊急事態であろうがなかろうが、サイクル的には4ヶ月ごとにピークが来ているので、7月8月は再び感染者数が激増している可能性が高いです。第5波は第3波を超えるという予想もあります。そんな期間に五輪を開催するはめになるのですから、面白いことが起きそうです。

菅総理は本物の博打打ちですね。吉と出るか凶と出るか。もしかしたら、この賭けで政権がひっくり返るかもしれません。その可能性はいまは10%くらいしかないとは思っていますが、夏の状況によっては50%まで上がるかもしれません。