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【簿記2級 商業簿記】2023年度版テキストP174 リース取引の動画解説 [簿記]



ここも面白いですね。

リース取引には2つあって、買取と同然のファイナンス・リース取引と、賃貸と同じオペレーティング・リース取引です。詳細は省きます。

Q2はオペレーティング・リース取引の問題です。これは賃貸と同じなので勘定科目は「支払リース料」(費用)になります。

Q3はオペレーティング・リース取引で未払いがある場合です。月割計算をするのはいつもと同じです。、「未払リース費用」(負債)という科目が使われます。相手科目はもちろん「支払リース料」(費用)です。

Q4はファイナンス・リース取引の利子込み法です。ファイナンス・リース取引は購入したのと同じように減価償却をするのがポイントです。利子込み法は利子をリース料に含めて考えるので簡便な手続きで済みます。リースといえども、購入したような扱いなので、リースしたものはリース資産(資産)として左に計上します。相手科目は「リース債務」(負債)です。これからリース代を支払っていかなければいけないからです。

Q5はQ5の続きです。注意すべきなのは日付です。3月31日の仕訳をするのですが、問題文の上のパートは期中の3月31日で、下のパートは決算日の3月31日を表しています。前半は、第1回のリース代の支払いだけなので、左にリース債務を置き、右は当座預金にします。小切手を振り出して支払ったと問題文に書いてあるからです。後半部分は決算仕訳です。減価償却を間接法で行います。単純にリース資産の耐用年数、つまり契約した年数で取得金額を割って1年分を算出し、減価償却費と減価償却累計額を計上するだけです。こちらの問題は利子込み法なので、別段利子については考えなくてもいいので楽です。

Q6はファイナンス・リース取引の利子抜き法です。基本的にはQ5と同じですが、「支払利息」を分けて計上するということです。実際に購入すれば25万円のものを30万円で5年のリース契約をした場合、1年分の減価償却費は5万円です。25万円と30万円の差額である5万円は利息です。1年分の支払利息は1万円になります。それを計上するということです。













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