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【簿記2級 商業簿記】2023年度版テキストP208 有価証券③端数利息の動画解説 [簿記]



「端数計算」というのは、これまた何のことだかさっぱりわからない用語ですが、有価証券の利息を日割り計算するということです。

Q1は、社債を途中で購入したという設定です。満期保有目的債券を985,000円で取得し、決算日を迎えたので、取得日から決算日までの利息を計上するわけです。しかし、行うのは、利払い日である3/31の翌日から、当社が社債を取得した6/19までの80日分の利息を「有価証券利息」から除外する手続きをします。したがって、左に満期保有目的債券985,000円と有価証券利息800円、右に購入代金の985,800円が来るのです。

Q2は、社債の売却の問題です。「裸相場」という見慣れない言葉が出てきますが、端数利息が含まれていない価格という意味のようです。この「売買目的有価証券」は4/1に987,000円で購入したものですが、売却日の5/10までの40日間の利息がもらえるので、それを計上します。右に取得価格として「売買目的有価証券 987,000」、その下に、収益として「有価証券利息 400」を置き、左に売却代金を示すために「現金 987,000」を置きます。差額が右に1,000円発生するので、それを「有価証券売却益」とします。







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