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「バーンアウト」に注意 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

テレワークは「サボる」より「バーンアウト(働きすぎ)」にこそ注意が必要 | Business Insider Japan

在宅勤務を1年間経験して、私も同じことを考えています。サボろうと思ってもなかなかサボれるものではありません。ずっと家にいて、仕事をし続ける羽目になります。だらだらと長時間にわたって労働するのは当たり前です。どこかに旅行に行きたいと思っても、経済不安があるし、コロナに感染する危険もあるぞと脅かされたままの状態ですから、そう気軽に息抜きをすることはできません。結局、家にいて鬱々としているしかないのです。日々仕事に追われる生活です。

前期は本当にノイローゼになりそうになりました。溢れかえる仕事に追われるだけで、何をしていたかほぼ記憶がないくらいです。

その後、夏休みを挟んで、環境に慣れ、ゆとりがでてきたせいか、効率良く働けるようになりました。早起きしてサイクリングをし、犬の散歩をして、9時過ぎに仕事を開始し、昼休みを挟んで、15時まで仕事をして、強制終了。その後、犬の散歩に言って、夕食当番のときは買い出しに出かけ料理をし、残りは自分の時間に当てるというスケジュールを作り、ほぼそのとおりに実行することで、生活にリズムが生まれ、快適に生活することができるようになりました。

在宅勤務はサボりだと思っている人が多いのかもしれません。しかし、自分でやったらわかりますが、自己管理力が高くないと、サボるどころか、バーンアウトしそうになります。バーンアウトしないようにすることは高度な能力です。定時に出社して、同僚たちとおしゃべりして定時に帰ってくるというほうがよっぽどサボりで、楽ですよ。私は以前の働き方のほうがいかに楽だったか身にしみてわかりました。早起きが辛かったり、満員電車に乗るのは嫌ですが、同僚や学生と話をして息抜きをするのはいま思えば本当に楽しうことでした。

来年度からはそういうサボりが楽しめる環境に戻れそうです。ただ、感染したら、一発アウトです。持病のある私なんかは死を覚悟するしかありません。もう死んでもいいかな、とすら思うようになっています。

ネット炎上「少数の意見」が社会の声に見える訳 | インターネット | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

「みんながそう言っている」などと言う癖がある人は注意が必要ですね。子供がおもちゃを親にせがむときに、「みんな持っているんだから、ぼくもほしい」という、あの手口のことです。大阪のオバちゃんのように「よそはよそ、うちはうち」という言葉が日本中に拡散すれば、「みんなそう言っている」の威力がなくなると思うのですが、なかなかそうはなりませんね。

かつて一世を風靡した2ちゃんねるの膨大な書き込みは、一部の人間の仕業であって、多くの人が参加していたわけではないことが調査によってわかったというのは、ずいぶん昔ですね。ネトウヨなどというのは、少数派だということも判明しています。コロナの陽性確認者数以下だと思います。ごくごく一部の奇妙キテレツな人たちが、さも大勢を占めているかのように錯覚している人もいるのでしょうが、実際はそこまでひどくはないでしょう。

ところが、マスメディアは、因果なもので、極端な意見や状態が主流でるかのように見せてしまうんですよね。視聴率を取るために、テレビ局が成人式で暴れる若者の姿を映せば、ふだん若者と接することのない人達は、すべての若者が危険な存在であると思い込んでしまうのと同じです。テレビで取り上げられるということは珍しいことだからなのですが、それがわからない視聴者は勘違いしてしまうのです。実は、高齢ドライバーの事故も珍しいからこそニュースになるわけです。そこらへんの若者や中年が起こす事故はニュースにすらなりません。事故件数や死亡事故の件数が全体的に減ってきていることはデータを見れば一目瞭然なのに、高齢ドライバーの事故が急増していると錯覚している人も世の中にはたくさんいるようです。

20年以上前から言われていることですが、メディアリテラシーは本当に必須の能力ですね。