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コロナ感染「ファクターX」を主張していた人たちが反省すべき現実 | 原田泰 データアナリシス | ダイヤモンド・オンライン [雑感・日記・趣味・カルチャー]

コロナ感染「ファクターX」を主張していた人たちが反省すべき現実 | 原田泰 データアナリシス | ダイヤモンド・オンライン

「反省すべき現実 」という表現より、最近よく目にする「末路」のほうが嫌味っぽくて合っているかもしれませんね。私は「〜の末路」という表現は本当に大嫌いで、「終わりの始まり」と同じように目障りだと感じているので、無理に使ってほしくないですけどね。

この手の「ファクターX」なるものを信じる傾向が高い人というのは、往々にして、「日本人は特別」「他の国の人とは違う」という無根拠な幻想を抱きがちです。自分のことを愛国主義者だと勘違いしている人が多いです。とりあえず、自分は安全だと信じたいがために、ノーベル賞受賞者もそう言っているんだから、きっと「ファクターX」なるものが存在していて、それが日本人を救ってくれているんだろう、俺たちには神風が吹いているんだ、と思いたいのはわかりますが、それは漫画みたいなものです。ノーベル賞受賞者だからといって、すべての問題に正解を出せるわけではありません。

信じたいものだけを信じるような姿勢や、偉い人が言っているからと言ってたやすく信じてしまうような姿勢は、ただちに捨てるべきです。人類なんて、我々が思っている以上に阿呆な生き物です。

自分たちは無知なんだ、しょっちゅう間違いを犯ものなんだと正しく認識しておかないと、失敗を繰り返すだけです。もちろん、いくら気をつけていても失敗はするものです。しかし、失敗を最小限に抑えたり、失敗が二度と起きないように改善することくらいはできるはずです。

果たして「ファクターX」なるものは、あったのかなかったのか、近頃は誰も口にしなくなりましたね。おばけやUFOみたいなものと同じものとして、信じたい人は面白おかしく信じれば良いのでしょうけど、でも、不安でストレスが溜まっている人を安心させるために使うのはよしてほしいです。その人が無防備になって、感染して死んでしまっても、責任は取れないのですから。

話は大きく逸れます。今日は、これまで3クラス分リアルタイムのオンライン授業をしました。このあとさらに2コマ分リアルタイムのオンライン授業をします。終わるのは20時頃です。この頃やっと一人でパソコンに向かってベラベラ喋ることになれました。今の私ならラジオパーソナリティーにもなれそうです。

そういえば、ラジオパーソナリティーのことを、昔はDJ(ディスクジョッキー)と言っていました。由来はいまだにわかりません。あとで調べておきます。

それはそうとして、子供の頃、私は小林克也さんみたいなDJになりたいなあ、とラジオを聴きながら思っていました。小林克也さんは英語の発音もネイティヴ並みなので、よく真似ていました。ラジオ短波放送で「百万人の英語」という番組をやっていて、そこで克也さんが英語の歌の歌詞を解説するコーナーが特に好きでした。その後、私が大学生の頃にJ-WAVEが開局したのですが、開局早々に始まったモーリー・ロバートソンさんの番組も好きでよく聴いておりました。彼はいまでこそ「国際ジャーナリスト」を名乗っていますが、ハーバード大卒の暇なオタクみたいな人でした。しかも長髪で。世の中にバイリンガルを名乗る人は多いけれど、どっちか一方は子供みたいだが、俺は両方インテリだと自負していたのを覚えています。彼はミュージシャンでもあったらしく、番組の中で今でいう(クラブの)DJのマネごとみたいなのをやっていました。そっちは憧れませんでしたが、社会性のある話題をしたり、誰かにインタビューしたり、好きな音楽を流したり、そんなことを私もいつかやりたいと思っていました。オンライン授業をしながら、すでにやっているようなものだなあ、と今日改めて気づきました。