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新たなデルタ株を初確認 アルファ株の類似変異も 東京医科歯科大(時事通信) - Yahoo!ニュース [雑感・日記・趣味・カルチャー]

緊急宣言 再延長の公算大きく - Yahoo!ニュース

科学的根拠もなしに宣言を解除する日を予め定めておいて、やっぱりステージが下がらないので延長するというのは幼稚ですね。あなたたちはまともにものを考えられる人たちなのでしょうか。国民にごちゃごちゃと自粛を要請する前に、そのやり方を改めて、信頼できる政府であることを証明してほしいです。

新たなデルタ株を初確認 アルファ株の類似変異も 東京医科歯科大(時事通信) - Yahoo!ニュース

ウイルスというのは感染者(宿主)の数が多ければ多いほど変異するので、日本における感染者数を考えれば、日本株が発生するのは当然です。驚くべきことではありません。

そんなことより、個人的に驚いたのは、妻がシュンとしていることです。職場で陽性者が出たそうです。身近に感染者がいると感じれば、当然、反ワクチン運動なんかはできないはずです。ワクチンは絶対打たないという拒否反応がわずかに薄れたようです。

幸いなことに職場の陽性者はごくごく軽症らしいし、濃厚接触者にもなっていないとのことで、ワクチンは打つなら国産が出るまで待つというようなことを言っていました。まだ心から反省していませんね。

日本国内でワクチン開発に携わる5つの企業のうち2社はmRNAワクチンです。ファイザーやモデルナと一緒です。そして、残りは、組み換えたんぱくワクチン、DNAワクチン、不活化ワクチンです。不活化ワクチンはインフルエンザワクチンと同じもので、効果はあまり高くない可能性があります。DNAワクチンはアンジェスですが、竹中平蔵が関わっていることを知ったら妻は絶対に避けるでしょう。シオノギが手掛けているのは組み換えたんぱくワクチンです。これはアメリカのノババックスが治験中のものと一緒です。どうやらシオノギが一番早く入手できそうです。年内に承認・供給目標としていますが、実際に供給されるのは来年以降でしょう。接種してくれる病院や会場の手配だって必要なのですから。それ以外のワクチンは確実に来年以降です。それまで待つつもりなのでしょうか。といっても、いま現在、予約は困難なので、コロナに感染しないことをアマビエ様に祈りながら、ひたすら気長に待つしかないのですけどね。

その不安を解消するために、むだに1万円も出して5-ALAなるサプリメントを買ったそうです。届いたら感染予防のために飲むと言っていました。ワクチンがマシンガンくらいの威力なら、5-ALAは水鉄砲くらいかもしれません。スカンクのおならのほうがまだ効き目があるとは思いますが。長崎大学のなんとかという教授が開発したもので、以前妻にビデオを見せられました。開発者の教授は「絶対に」効果があるとか、同僚の優秀な研究者のお墨付きだとか言っていました。本当に科学者なのでしょうかね。科学者なら、「絶対に」なんて副詞は「絶対に」使わないし、研究の確かさは同僚のお墨付きなんかでは評価しませんよ。

【更新】国産コロナワクチン、開発状況は? 塩野義にアンジェス…実用化に期待高まる | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS

新型コロナワクチンの開発状況について|厚生労働省

昨日、54歳で亡くなった噺家さんの話をしたら、直接の死因はコロナかもしれないけど、ガンだったかもしれないじゃないとか言っていました。「ガンだったとしても、いきなり死にませんよ」と言ったら、いやあ、さくらももこも50代で乳がんでコロリと死んでしまったし、私の友達も40代で乳がんで突然死んでしまったのよ。ガンかもしれないわ」と反論されました。ガンかもしれないけれど、その落語家さんはコロナで治療を受けていたのだから、コロナで死んだと考えるのが普通でしょうが。とにかく、ガンでいきなり死ぬ人はいませんよ。いきなり死んだわけではなく、あなたが知ったのが突然だっただけでしょ」と言い返しておきました。とにかく、うちの妻はふつうじゃないんですよ。「だったらさ、ワクチンを打って死んだと言われている1000人近くの人たちだって、ワクチンではなくガンで死んだというわけ?」と言ったら、黙り込んでしまいました。因果関係と前後関係が区別できない素人は黙っとれ、という感じですね。うちの妻はヤフーニュースのコメント欄にクソみたいなコメントを書き込んでいる人たちと同レベルなのです。

アカデミズムの世界では、事実には2種類あるのです。soft factとhard factです。殺人事件に例えれば、犯人の自白はsoft factです。hard factは、さまざまな状況証拠、本人の生活環境、経済状況、交友関係などをもとに割り出した事実です。文学作品の場合なら、作家自身の言葉から主人公はこういう考え方だったはずだと解釈するのは不十分ですが、作家自身の言葉はsoft factなのです。作者がそう言っているんだから、そう解釈すべきだというのは、犯人が自白しているんだから正しいんだと言っているのと同じです。嘘を言っているかもしれませんし、仕事を早々に切り上げたい捜査員に無理やり自白させられたのかもしれません。それだけでは根拠が薄弱なのです。権威のある誰々さんや専門家が言っていたからというのは、アカデミズムの世界では、すぐさま信じられるものではないのです。大学では、その程度の基礎がわかっていない人の卒業論文はボロクソにされます。とにかく、まっとうな研究者なら、インチキサプリメントやインチキなお茶なんかに手を出すことはありません。妻は若い頃よく『みのもんたのおもいッきりテレビ』を見ていましたが、あれが科学だと思っているのでしょう。残念です。

先日も書きましたが、妻はコロナより地震のほうが怖いだなんて言っています。「海外で大きな地震が頻発しているから日本でも近いうちに大きな地震が来るはずよ。富士山も噴火するかもよ」と毎日のように言っています。本当に怖いものは見たくない気持ちになるのはよくわかりますが、そんなことより、早く心を入れ替えてワクチンを打ってくれないと、私の心配は消えませんよ。妻にコロナに感染してもらいたくもないし、もちろん死んでほしくもないのですから。