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【簿記2級 商業簿記】2023年度版テキストP072 外貨建取引の動画解説 [簿記]



決算時に外貨建ての債権と債務を換算して、決算時の為替レートに合わせる作業です。

1つ目の注意すべき点は、非貨幣項目(私にはよくわかりません!)である「前払金」と「契約負債」は決算整理仕訳をしないということ。「前払金」はすでに支払ってしまったものですから、支払い時の為替レートでの計上が終わっています。修正する必要はありません。同様に、「契約負債」も同じです。「契約負債」は簿記3級で学習した「前受金」と同じものと考えても良いようなので、もらった時点での為替レートで計上が済んでいます。

要するに、決算整理仕訳をしなければいけないのは、まだ支払いを受けていないものや、支払っていないもの、現金預金ということになります。

2つ目の注意すべき点は、支払手形や買掛金は負債だということ。したがって、仕訳の際に、決算時の為替レートに換算して損失が出た場合、ホームポジションの右側に「支払手形」や「買掛金」という勘定科目が来るということ。

3つ目の注意すべき点は、決算整理前残高試算表に記載されている「為替差損益」を基準にするということです。




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