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カウンセリングやセルフケアの指針 [健康・メンタルヘルス]



益田先生が循環的に説明されていることは、メンタルヘルス・マネジメント検定を取得済みの私には明確に理解できます。

とどのつまり、周りに振り回されないように自分を客観化し、究極的には合理的存在(論理的に把握することができる人間)になることを目指しながらも、それができるほど世の中は単純ではないこと、自分には理解できないほど複雑であること、そして自分には限界があること、自分の弱さを受容していくことが大切だということです。そういう理解の上で、自分が抱く目標に達するために、複数の小さなゴールを段階的に設定し、少しずつ近づいていく経験をしながら、自信を高めていく。そういう生き方こそが本来、ふつうの人間が通るべき経路だということです。




そうそう、昨晩、『司法書士 合格ゾーン』の憲法編を読み終えました。憲法学者がそれぞれ自分の見解に基づいた解釈を提供している本ではなく、予備校の先生がまとめた教科書ですから、ニュートラルに憲法の意義や仕組みが捉えられて、たいへん勉強になりました。裁判所は、憲法が抱える矛盾をどう処理していくか、または考えるべき範囲をどこまでに制限するのかということを考えているわけですが、裁判所も人間も、考えたら、同じようなことをしていますね。








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