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『司法書士試験 非常識合格法』(すばる舎) [司法書士]

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予備校のクレアールの広告が盛んに出るので、広告を止められるかもしれないと思って、宣伝用の無料本を送っていただきました。少し目を通しただけなのですが、無料にするにはもったいない内容です。

資格試験の勉強はまず過去問を解いてみろとかよく言われますが、民法とかなるかもしれませんが、不動産登記法でそれをやったら、挫折するだけだと書かれていました。全くそのとおりだと思います。不動産登記法は民法の数倍は手強いです。でも、合格者は不動産登記法が得意な人が多いそうです。そりゃそうですよ。そうでなければ、受かりません。

多くの合格者が使っている教材はシンプルで、テキストと過去問、条文だけ。あれこれと手を出すような横恋慕はよくないそうです。いろんなテキストを買っても、結局は、参考文献程度にちらりと読むくらいしか時間は取れないはずですから、その出費は無駄といえば無駄ですね。

1年で合格を目指すべしというのも気に入りました。もちろん、1年で合格するなら苦労はしないのですが、そういう気持ちなら、プラス1年程度で合格できるという意味です。

本質を理解することが大事であって、手当たり次第にやみくもに暗記をするのは良くないとのこと。基本を理解していれば、難問奇問の対策はしなくても合格できる。学習範囲も絞り込める。そういうことを言ってくれる先生のほうが信用できます。最も大事なのは、論理なんだと私も思います。社労士に受かった人なんかは、細かい数字とか覚えればいいんだろうと思って勉強する人が多いので、けっこう失敗しているそうです。

動画で講座を何回も見る人は落ちるとも書いてありました。授業を聞いているだけでわかったつもりになってしまうからだそうです。そのとおりですね。わたしも、宅建士試験でそれをやって見事に不合格になりました。息子は動画も見ず、テキストと過去問だけで合格していますから、やはり何事もシンプルにして、絞り込むというのは大事なんでしょう。

YouTubeではいろんな司法書士の先生たちが矛盾することを話されていますが、そういう情報に振り回されるとろくなことはなさそうだということを改めて感じました。

まだほんのちょっとしか読んでいませんが、非常に勉強になります。一つ一つのテーマが2、3ページ程度でまとめられているので、息抜きついでに少しずつ読むのがちょうどよい本だと思います。

本を送ってもらうためには、個人情報(氏名、生年月日、メールアドレス、住所、電話番号など)を提供しなければいけなかったのですが、営業の電話がかかってきたら嫌だなあ。



今日は、不動産登記法IIの破産のところまで進みました。ちなみに、破産といっても、司法書士試験では、破産の問題自体は出題されることはなく、任意売却しか出ないそうです。

あと2日あれば、2周目は終わるでしょう。3月6日に、次男がITパスポートを受けに行くので、そのあと、久しぶりにどこかにドライブに行ってこようと思います。クルマのエンジンも絶好調ですし。


















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