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【忘れない勉強法】知識の定着にはコレ!【司法書士試験受験生必見】 [司法書士]



覚えるためには思い出す機会を増やす。当たり前の方法ですが、なかなかできるものではありません。しかも、司法書士試験のテキストのページ数は4000ページを超えます。その長さのテキストを25回も繰り返し読む時間なんて普通の人には取れません。だから、テキストを読んだら、過去問を解いて、その問題の意味を他の人にもわかってもらえるように自分に説明をする練習をする。それを繰り返すしかありません。問題集に収録されている問題を全部解説できるようになるまで訓練するというしかないでしょう。

テキストは何周するか、という問題がありますが、2回以内の受験で受かるつもりなら、5周が限界だと思います。ちなみに私はいま2周目ですが、なかなかハードです。2周目が終わるまでには半年はかかるでしょう。

いまの私の段階はテキストを読んですぐにはテキストに収録されている該当箇所の過去問はなんとなく解ける段階です。100%できるわけではなく、多分そうだと思うよ、ということで正解するという感じです。もちろん、どうだったっけ、そんなのやったっけかなと感じるものもあります。もちろん、そんなのやったかなと思うものは、テキストのどこを読んでも解説がなかったりするんですけど。根本先生のテキストにはそういうのがけっこうあります。過去問を解説代わりに使っているのです。初学者にが困るポイントです。

いずれにせよ、いまは理解を重視してテキストの読み込みをしている段階です。のちのち速く回せるように、答えも解説も書き込んでいるし、テキストのどこを見れば、その解説が書かれているかなどを書き込んで、テキストに収録されている過去問を高速で回せる準備をしています。覚える作業をしやすくするための下地作りの段階です。

勉強には3段階あると思います。1つは理解する段階、2つ目は覚える段階、最終段階は、他人に解説できるようになる段階です。教育関係者ならわかってもらえると思いますが、新人の教員でも1と2の段階はクリアしているので、テストで100点取れる人ばかりでしょうが、でも、どうしてそれが正解なのかを人にわかりやすく論理的に説明できるわけではありません。ベテランの教員になると、その場であの知識とこの知識を繋いで、かくかくしかじかなので、こういう結論になります、と即興で解説できるようになるのですが、そこまでのレベルまで達するのは時間がかかります。それはすべての受験生が目指すべき地点ではないでしょうが、理想としては持っておいたほうがよいと思います。

とにかく、私はいまはまだ初学者レベルですから、「テキストを育てている段階」です。それが終わったら、過去問を解きまくって、記憶する段階に突入できます。3段階目に達することはまだまだ先になりそうです。

話がずれますが、こうして目標を持って日々過ごせるというのは幸せなことですね。先日うちの母親から電話があったので少し話したのですが、2年前に配偶者に先立たれてから、寂寥感を感じるそうです。家に帰ると誰もいないので、さみしいんだそうです。そのときに、私は偉そうなことを言ってしまったのですが、何か目標を持っているとそういう寂しさ、孤独感は感じないと思うよ、と。80歳を超えている老人に何か目標をもてというのはきついことかもしれませんが、でも、正鵠を射たアドバイスだと個人的には思っています。孤独感に苛まれる人というのは、目標をなくした人が多いと思います。目標に向かって邁進している人は、孤独感を感じる暇すらないのです。その暇はスキマ時間として認識し、勉強時間として有効活用するものです。












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