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靖国問題を認める中国の矛盾 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

中国 靖国参拝に「断固反対」 - Yahoo!ニュース

中国共産党の思想は宗教は麻薬だとして宗教の存在を否定するマルクス主義をベースにしているわけですから、ニッポンの宗教なんか取るに足らないものとして無視すべきではないと思います。神社なんかただの建物でしょ。バカバカしいという具合に。

それなのに、なぜいちいち宗教を認めないはずの中国が神道の存在を認めて、非難を繰り返すのでしょうか。彼らの思想の矛盾がそこも出ているのではないかと思います。マルクス主義は唯物論ですから、死んだら終わり。霊の存在なんか認めないはずです。日本政府は、そこを突っ込んだら良いんじゃないですかね。中国共産党は本当に共産主義を信じているんですかって。宗教の存在自体を認めるんだったら、マルクス主義に反するわけで、それは共産主義ではないでしょうが、って。あんたたちがやっていることは経済的には国家資本主義で、政治的には全体主義でしょう。それって、マルクス主義の理想に反しているんじゃないですか、って。

慰安婦問題をいまだに蒸し返している韓国は、日韓関係は未来志向であるべき、自分たちの扉は開いていると言いますが、何を偉そうに、といつも思います。勝手に扉を閉ざしておいて、よく言いますよね。

中国共産党や韓国政府と同様に、日本政府もポンコツだし、アメリカ政府もポンコツでどうしようもありません。我々一般庶民(それぞれの国の一般庶民のこと)はどうしたらいいんでしょうかねえ。

ヤフーのコメントにもあるように、明らかに内政干渉です。内政干渉を認めるんだったら、香港や台湾のの問題に日本が首を突っ込むことを認めるべきです。それに、日本は太平洋戦争で中国共産党とは戦ったことはありませんから、彼らに文句を言われる筋合いはないでしょう。日本国民は戦争責任について十分反省し、敗戦から75年にも渡って戦争をしてきませんでした。外国の戦争でボロ儲けさせてもらって、高度経済成長を果たすことができましたけれどね。そういう形で反省しているわけですから、実際に戦争を起こした人たちや、戦争に参加した人たちの多くは亡くなっているのですから、戦争を知らない我々の世代にしつこく反省しろと言われても、反省のしようがないではないですか。

安倍総理を支持するような歴史修正主義者の右翼らは、きちんと反省しているということを伝えるべきです。慰安婦はプロの売春婦だとか、徴用工なんかいなかったとか、日本は加害者ではなく、犠牲者だ、植民地のアジアを鬼畜米英から解放するための戦争だったんだ、日本は悪いことをしていないなどと嘘八百を並べるから、中国や韓国や北朝鮮に付け込まれるんですよ。日本は加害者であり、犠牲者でもあるのです。戦争というのはそういうものです。だからこそ、悲劇なのです。それを受け入れるところから始まらないと、いつまでもこの話は終わらないのです。もう一度戦争をして決着を付けるわけにはいかないのですから、過去を責めたり、反省ばかりしていないで、現実を直視し、将来を見るべきだと思います。