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印象の悪い口癖 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

あなたの印象を悪くする口癖5選&悪い口癖を直す方法|「マイナビウーマン」

ここに取り上げられているものの大部分は気になりませんが、「でも」「しかし」から話を始める人は不快です。こちらがまだ何も言っていないのに、「しかしねぇ、〇〇さん」と言われると、私の存在を否定されているような気分になって(マウンティングしているのでしょう)、相手の会話の内容が頭に入らなくなります。それは義父の口癖でもあるのですが、残念なことに、うちの妻に受け継がれています。妻は私に対してライバル意識があるらしく、私が言ったことは最初からすべて否定します。同意は一切しません。徹底しています。結婚してしばらくすると馬脚を現し、「あなたはプライドが高いから」うんぬんと言って私の自尊心を徹底的に潰しにかかりました。後で気づいたのですが、プライドが高いのはむしろ妻のほうでした。誰かの欠点を批判する人は、概して、自分にも同じ欠点があり、それを意識的にか無意識的にかわかりませんが、気づいてしまうようです。

「意識的に使いたい口癖」の中に「結論から言うと」がありますが、それを聞くと私はむかつきます。できれば使わないでもらいたいです。「結論から言うと」と言う人は、話の途中で使ったり、結論にたどり着いてから言う人が多いと感じています。結論から言うなら、一行目で言ってほしいです。結論部分で結論を言うなら、「結論を言うと」でしょうが、と毎回ツッコミを入れたくなります。

「ええと」や「えー」は私もよく言ってしまいます。言わないように努力をしたこともありますが、無駄でした。言わないようにしようとすると、「ええと」や「えー」のフォントが頭の中で次第に大きくなってきて、何も考えられなくなったり、不自然な話し方になってしまうので、いまはもう気にしないことにしています。

もちろん、弁舌さわやかであることに越したことはないのでしょう。しかし、私にはそういう話し方は人工的で嘘くさく聞こえてしまいます。嘘つきの営業マンは、たいていアナウンサーのような言いよどみのない話し方をするものです。一度、そんな人に騙された経験があるので、私はそのタイプの人には近づかないようにしています。私にとって信頼できる人は、考えながら、とつとつと話す人です。思いついたことを脊髄反射的な話すタイプは苦手です。