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夏休みボケ? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

昨日、息子が大学の授業の履修登録をし忘れていたことに気づいて慌てていました。期限は1週間近く前だったようです。でも、昨日の後期初回の授業には出席したので、大丈夫だと言っていました。あとで追加登録してもらうのでしょう。

夏休みボケした息子を私は非難できません。私もボケていました。いつも数日前にはLMS(大学のオンライン学習支援システム)からレポートを提出する予約を入れておくのですが、あるクラスでは、締切日を間違えてしまったのと、また別のクラスでは、課題を出し忘れていたことが発覚。昨夜のうちに学生からメールが何通か届いていました。今朝、急いで修正しておきました。

私がボケているというのもあるのですが、実は老眼でよく見えていないというのも、原因としては大きいんですよね。メガネを作り直したんですが、どうも左目が合っていない気がします。

一日中パソコンやスマホばかり見ているから、目に良くないんでしょう。

今日も課題を出したり、先週分の課題のチェックをしたり、忙しい一日になりそうです。

世間的には、オンライン授業をしていると、まるで教員が悪いことでもしているかのようなイメージが作られている気がします。実は、対面授業の90%は無駄な時間です。機材のセッティングをしたり、ハンドアウトを配布したり、学生との関係を良くするためのおしゃべりをしたり、質問をして、答えを聞く時間だったり、学生に音読させたり、作業をさせたり、板書をしたり、授業の90%はそういう時間です。オンライン授業は、そんな無駄を大幅にカットして(選択と集中!)、課題を出して評価するだけです。残りは学生が自分たちで行うのです。授業のレベルが下がったとか偉そうに言う学生がいますが、これまでふだんの対面授業の中身を精査したのか、怪しいですよ。その2つを比べる場合、印象だけで判断するのではなく、定量的に見る必要もあると思います。

1回の授業で、覚えてもらいたいことはせいぜい1つか2つです。それを90分から100分かけて覚えてもらうのがふだんの授業です。オンライン授業では、それを1分で済ますわけです。残りの時間は課題のチェックです。実際のところ、パワーポイントで資料を作ったりすると、数時間かかるので、教員の負担は非常に大きなものになります。レベルが下がったとか、偉そうに言ってほしくないですね。