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在宅勤務でストレスを溜めないためには [雑感・日記・趣味・カルチャー]

在宅勤務でストレスを溜めず、効率よく仕事をするためには、仕事量と時間の管理を徹底することだとようやく気づきました。

仕事量は一定にするほうが効率が良いというのは、サラリーマンなら誰でも知っていることでしょう。しかし、私はそういう認識がありませんでした。私の労働時間は日によって異なっており、一日に3コマの日もあるし、5コマの日もあります。春学期の間は、3コマの授業の日の分は3コマ、5コマの日は5コマ分の課題のチェックをしなければいけないというプレッシャーを感じていました。現実問題として、そんなにたくさんの仕事をするのは不可能であって、たびたび翌日に仕事を持ち越して、ストレスを溜め込むことの繰り返しになっていました。その他にも、学生や大学とのメール対応もあり、時間が奪われ、頭の中はますます混乱していきました。この状態をランニングの練習にたとえてみます。毎日5キロ程度走っている人が、調子が良いからといって無理に15キロ走をしてしまうと、翌日走れなくなってしまい、1ヶ月単位で見たときに、走る距離が減ってしまうことがあります。結果的に練習量が減るわけで、それは正しく練習したことにならないわけです。それを防ぐためには、体に無理をかけない程度の運動量に抑えるのが一番です。それは仕事でも同じで、私の場合はチェックする課題の量を最初から一定量に決めてしまうべきでした。

仕事の量だけではなく、労働時間の管理も重要だということにずっと気づきませんでした。春学期中は、やる気が出たときに、集中してどかっと大量の仕事を片付け、その後、疲れてしまって、ダラダラしてしまうことの繰り返しでした。この効率の悪い働き方を予防するためには、仕事ができる時間を、たとえば、朝の9時から17時までなどと決めてしまえばよいのです。必ず間に休憩時間も入れます。そして、一日の労働時間を6時間程度に減らせば、体力も精神力も奪われることはなくなります。在宅勤務の場合、本来は誰かに話しかけられて時間を奪われることもないので、集中して作業できるはずです。

もう一つ重要なことは、メールの使用制限です。メールの対応は思った以上に時間を取られます。したがって、メールをチェックするのは、働いている時間だけにして、夜は一切メールチェックをしないと決めてしまうのです。これからは何があっても労働時間以外の通知は無視したいと思います。春学期中、大学や学生からたびたびメールが来るのがストレスになっていました。今も同じですが。彼らへの対応に自分の時間が奪われることは、もったいない気がします。

その状態が続くと、自分が誰のために生きているのかわからなくなってきます。私は他人のためではなく、自分を楽しませるために生きさせてもらっているはずです。誰かのために自分を犠牲にするのは嫌です。