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電車の駅で吸っている空気の15%は、人間の皮膚 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

どうせなら知らずに死にたかった 21の残酷な事実

以前にも取り上げたと思いますが、「電車の駅で吸っている空気の15%は、人間の皮膚」だそうです。「電車の駅」というのが少し引っかかります。電車の車内の間違いかもしれません。以前、東京大学の教授がインターネットで音声配信した特別講座を聞いたときには、7%という数字だったと記憶しています。いずれにせよ、人混みの空気は汚いということです。

ボリボリ頭を引っ掻いたりすれば、フケ(皮膚のカス)が空気中に浮遊します。服からはカビやダニの糞や死骸を含んだ繊維のクズが絶えず飛び散り、また人間の口からは怪しい物質が吐き出され続けます。どこの馬の骨かわからないような人間の汚物を乗客は大量に吸い込んでいるのです。不織布マスクをしていれば、多少は防ぐことはできるのでしょうが、それでも、マスクと顔の隙間から一定の量を吸い込んでいることは間違いありません。

その汚染された空気の中に漂うのは、フケやホコリだけではなく、当然ですが、常在浮遊菌やウイルスも含まれていることも知られています。剥がれた皮膚に付着しているウイルスもあるはずです。そのウイルスは新型コロナウイルスかもしれません。それを一定量吸い込んでしまえば、感染し、発症する危険性はあります。

この1年数ヶ月もの間、「飛沫感染」に対してのみ注意が喚起されていましたが、もっと微小な飛沫であるマイクロ飛沫(エアロゾル)による感染も少しずつ疑われてきています。私は当初から疑っていましたが、それをわざわざ肯定して世間をパニックに陥れる科学者はほとんどいません。しかしながら、感染者の多くは感染経路不明です。彼らの多くは、そういうマイクロ飛沫による感染なのではないでしょうか。

空気というものは、一見無色透明に見えますが、当たる光の角度によって、その汚さがよくわかることがあります。我々は空気の汚さにも配慮したほうがよさそうです。