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10~20代の約半数、ほぼテレビ見ず「衝撃的データ」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース [コンピュータ・ネット・テレビ]

10~20代の約半数、ほぼテレビ見ず「衝撃的データ」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

衝撃的なもんですか。50代の私だって1週間あたり20分も見ませんよ。10代と20代の息子たちは視聴時間ゼロです。我が家のテレビは実質的に妻専用になっています。そんな妻ですが、この頃は、韓国ドラマと「ラビット」という番組と依田さんの天気予報だけしか見ていないようです。平均一日1〜2時間くらいは見ているかもしれませんが、しかし、化粧をしたり、他の作業をしながら見ているようなので、内容が頭に入っているのかどうかわかりません。妻は天気予報を見るために、テレビのスイッチを入れておきながら、急に思い出したように他の作業をし出して、そっちに気を取られ、目的をすっかり忘れて、天気予報が終わってからしばらくして、「あれ、今日の天気は見た?」などと息子に確認しているくらいですからね。息子も見てないので、何のためにテレビをつけたんだよ、と文句の一つも言いたくなります。

私も数日に1回はテレビのスイッチを入れるのですが、ザッピングしながら、「ああ、今日も相も変わらずつまらない番組ばかり、世の中は平和だなあ」と確認して、スイッチを切ります。ニュースもちっともニュースではないし、情報番組も役に立つ情報なんか流していませんからね。いつもネットで拾ってきたネコ動画とか危険運転の動画を流しているようです。ラーメン屋奮闘記とかもありますね。

実は私は30年以上前からほとんどテレビを見ません。それでも当時は一日平均30分は見ていたかもしれません。見ていた番組は、主に音楽番組と漫才・落語です。中学生の頃はプロレスも好きでしたが、大学生の頃はほぼ見ませんでした。そもそも借りていたアパートは受信状況が悪くて、テレビがまともに映らなかったのです。だから、小学生の高学年の頃と同じで、ずっとFMラジオやCDを聴きながら、本を読んでいました。ニュースはまったく興味もなかったので、新聞すら読んでいませんでした。テレビを使うときは、レンタルビデオ屋で借りた映画を見るときくらいでした。

この頃、大きなテレビがなぜ居間にあるのか、疑問に思うようになってきています。家族そろってテレビを見ることは皆無なので、もしテレビが必要なら、小さなテレビが個室にあればいいだけです。あっても、結局、ゲームのモニターになるのがオチなので、テレビそのものが不要です。家にあるテレビは11年前のものなのですが、それが壊れたら、新しいテレビを買うことをせず、屋根のアンテナも外して、NHKの契約は解約してもいいかもしれません。受信料や電気代の節約だけではなく、時間の節約にもなりますから。

現在、テレビを見る人というのは、毎日やることもなくて、暇を持て余している年金暮らしの80代以上の老人でしょう。うちの親も妻の親も朝から晩まで一日中テレビを見ています。そのせいかテレビはいつも5年程度で壊れます。今視聴率を上げたければ、テレビ局は老人たちをターゲットにした番組やCMだけを流せばいいのだと思います。昔の「お達者クラブ」のような番組です。どんな番組だったのかまったく覚えていませんが、老人ばかりテレビに映っていたという印象だけ残っています。

老人が好きなものは、旅行やプロ野球中継、相撲あたりでしょうか。そうなると、彼らを惹きつけるためには、野球選手は1年中朝から晩まで野球をしなければいけません。賭博や覚醒剤に手を出す暇すらなくなりますね。毎日相撲を取るなら、あと20場所くらい新設しないといけません。懸賞金でガッポガッポ儲かりますよ。もしかすると、お相撲さんたちは馬車馬のように働かされて、ガリガリに痩せちゃうかもしれません。

CMも老人向けのものばかりが流れることになります。おむつ、補正下着、補聴器、老眼鏡、歩きやすい靴、白髪染め、カツラ、入れ歯安定剤、旅行、病院、葬式、お墓のCMです。というか、BSのチャンネルを見ると、すでにその状態ですね。

あと10年もすれば彼らにもお迎えが来るので、テレビの寿命も10年でしょう。その下の世代は、じじむさいテレビは見ることはないでしょうから、その後は、松田聖子とか田原俊彦とか近藤真彦とかピンクレディーやキャンディーズらの懐メロを流すのでしょうか。私はそんなものは見ませんけどね。どうしても見たいというのなら、YouTubeで間に合いますから。

新聞もテレビもラジオもすでに終わった感たっぷりですね。新聞は折込チラシ目当てに契約する人もいなくなったはずです。私が心配することではないですけど、オールドメディアの人たちは今後どうやって食っていくつもりなんでしょうか。いまはコロナ禍のおかげで老人たちをテレビに釘付けにすることに成功しているのかもしれませんが、コロナが終わったら、もうそんなおいしいネタは見つからないでしょう。





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