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不安が強い時の対処法ベスト3【精神科医・樺沢紫苑】 [健康・メンタルヘルス]



不安を解消する3つの方法。

人は何もしないから不安になる。不安というのは、何らかの異常事態に際して、扁桃体が刺激されている状態。その際に、「闘争逃走反応」が起きているのだが、不安というのは、その反応に対応できていない状態のこと。たとえば、山の中でクマと遭遇した際に、戦うことも逃げることもしていない状態に近い。それが不安の本質である。したがって、扁桃体の興奮を鎮めるためには、体を動かすことがいい。

また、不安を喚起するのは得体のしれないものと遭遇したとき。不安の対象はもともとは言語化できていないものである。それを言語化することで人は安心する。声に出したり、文章にしたり。不安を言語情報に変換することで、不安そのものを客観視することができるようになる。

人と会うことでも不安から解放される。その原因は神経伝達物質であるオキシトシンの分泌。オキシトシンを分泌を促すのは、誰かと話をしたり、目と目を合わせたり、抱きしめたり。抱きしめる相手は好きな人だけではなく、ペットでもいい。その行為が扁桃体の興奮を鎮めてくれる。

先ほど叔父と電話で話をしました。叔父は4年後くらいに移住する計画を立てています。その家を取得する資金として私の母親が3分の1を出すという算段を付けたのだそうです。その3分の1を私の名義にしてもいいかという用件でした。もちろん、私は賛成です。母が出す金額は贈与税がかからない範囲です。独身の叔父は自分が亡くなったらお前にその別荘(隠居の家)を相続させたいと話していました。

叔父は今すぐ移住するわけではなく、ひとまずは別荘として活用するとのこと。今住んでいるマンションは管理費や駐車場代がかかるので、年金生活者としては頭痛の種。移住が汚いマンションを片付ける理由にもなるはずとのこと。叔父がその家に住みたいというのであれば、それでいいんじゃないかなと言っておきました。私も夏休みや春休みに別荘のリノベを泊まり込みでするという遊びも楽しめます。自分で空き家を買うのは大変ですが、こういう形で相乗りするのはいい話かもしれません。

いま、叔父は私の実家に泊まっています。電話は私の実家からかかってきました。今日、母親は大腸のポリープを取る簡易的な手術を受けたのですが、夜、体調が悪くなったらしく、電話越しに死にそうな声が聞こえました。トイレで食べたものを吐いたそうです。最後に母親と話をして、明朝、体調が悪かったらすぐに病院に行くように言っておきました。母も叔父も年を取ったので、いろいろ大変です。私も心配することがどんどん増えているような気がします。私の父親はピンピンコロリでしたが、病弱な母親は病院で最期を迎えるのかなあ。



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