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ビジネスオリエンテッドな単細胞な人たち [雑感・日記・趣味・カルチャー]

政府、支援策は「V字回復」前提 専門家は長期戦を指摘 GDP下落幅戦後最悪:東京新聞 TOKYO Web

日本経済は外需ではなく、内需に大きく依存しているから、みんなでお金を使うというキャンペーンを展開する必要があります。お金を使うにしても元手がいるので、可処分所得を増やさなければいけません。その方法はただ一つ。税金を安くするしかありません。金回りがよくなれば、物の値段が上がり(インフレになり)、ふつうの会社は給料も上がり、結果的に政府の借金は目減りします。ところが、財務省は財政破綻を避けるためにふたたび増税が必要だなどと言い出しています。そうすれば増税に備えて、庶民はお金を使わなくなります。結果、物が売れず、デフレのまま、景気回復が遅れるというわけです。財務省的な価値観とは違いますが、それが人間の常識の感覚だと思います。再増税の話は一切すべきではなかったですね。

今朝は4時前に起きてしまい、その後友人に長文のメールを書いていました。英語教育に関する質問だったので、文学や道徳教育を交えて、長々と自分の考えを思いの丈綴りました。細かいことは省きますが、簡単に言うと、日本人の英語学習の考え方や文科省の考え方は間違っており、その修正のためにも文学の再興が必要だという話です。

残念ながら、財務省と同様に文科省の方針は私の考えとは逆方向に向かっています。教育も経済も安倍政権にボロボロにされてしまいましたが、ここまで破壊されてしまった後に、誰が修復できるんでしょうか。経済が回復するまでに5年はかかると言われているそうですが、ビジネスオリエンテッドな単細胞な人たちに壊滅状態にさせられた教育のほうは20年はかかりそうです。