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【片付けが終わらない】整理収納アドバイザーが解説/あなたの片付けが終わらない4つの理由 [雑感・日記・趣味・カルチャー]



片付けと学問は同じです。disciplineということを英和辞書で調べると、訓練、規律、しつけ、学科という日本語訳が出てきます。この単語の語源を調べると、disciple(弟子)が元になっていることがわかります。つまり、弟子が家庭内で学ぶことが「しつけ」で、学校で学ぶことが「学科」なわけです。いずれにせよ、弟子が身に着けなければいけないことです。

規律という訳語があるくらいですが、学問は、ある規範に則って整理整頓することが基本です。全体像を掴み、矛盾するもの、不要なもの、余計なもの、重複するものは排除し、残ったものを一定の法則にしたがってグループ分けし、そのグループに名前を与え、自分以外の人間が見ても、どこをどう見れば良いのかが一瞬でわかるようにするということです。(分類できないものは、とりあえず保留ボックスに入れておきます。)

新しいものが発見された場合は、既存のグループに入るかどうか検討し、入らなければ、組み合わせを入れ替えたり、新しいグループを作るべきなのかを考えます。そうして、つねにアップデートしていくわけです。こういうロジックが学問としつけには共通して存在しています。

YouTubeには片付け動画がたくさんありますが、片付けの考え方は学問の考え方と共通するんだということを言っている人はただの1人もいません。私だけですね。

世の中には、勉強は、事象をひたすら暗記することだと信じ込んでいる人たちがあまりに多くて、呆れます。クイズ王の東大生をもてはやすようなテレビ番組があるそうで、茂木健一郎氏がそういう東大生を馬鹿にしていましたが、世の中の多くの人は、「すごいなあ、いろんなことを知っていて、やっぱり東大生はものしりだ」と感心しているだけなんでしょう。そういう馬鹿を片っ端から片付けてやるのが大学教育なんですけどね。

前期最後のレポートでは、あるクラスに教育に関する話を読ませて、コメントを書いてもらいました。彼らの大多数は暗記することだけが勉強だと思わされてきたけれど、それが間違っていたというコメントを書いてくれました。きちんと分析したり、評価したりする訓練が必要なんだと。少し日本の将来に希望が持てました。

安倍首相の突然の検診に憶測 「禅譲」による石破茂氏潰し? - ライブドアニュース

安倍は岸田か菅に禅譲することを画策しているようですが、岸田であっても菅であっても、森元総理のように一瞬で終わりますね。その後はきちんと総裁選をして、石破が自民党総裁になるのでしょう。そうでもしないと、この惨状では自民党が与党である時代は終わります。