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【断捨離】無意識な行動に潜む3つの思考のパターンとは? [雑感・日記・趣味・カルチャー]



断捨離のやましたひでこさんによると、思考には3パターンがあるそうです。面白い分析です。

1)他罰的傾向 or 自罰的傾向
2)できること探し or できないこと探し
3)目標志向型 or 状況対応型

どちらにも良いところがあるし、悪いところがあるので、大事なのは、自分を客観的に分析し、自分は今どっちになっているのかを見極めることとのこと。勉強になりますねえ。

私自身は、基本的には自罰的傾向があり、できないこと探しをするタイプで、臨機応変に状況に対応するタイプです。場合や相手によっては他罰的傾向になることもありますし、ポジティヴになってできること探しに励む日もあります。目標を定めて、取り組むこともないことはありませんが、明確な「ターゲット」を定めるのは、ビジネスっぽいというか戦争に似ているので、そのような思考は私の好みではありません。

家の中で財布をなくしたとき、誰かが盗んだと思うようになったら、私は自分の痴呆症を疑いますね。ふつうは時間をさかのぼっていって、自分がした行動を振り返り、いた場所をひとつずつ点検していきます。トイレ、寝室、ズボン、カバン、ゴミ箱、ソファー、クルマのシートなどなど、片っ端から点検していき、家族にも見なかったかどうか確認し、それでも見つからなかった場合は、コーヒーでも飲んで頭を冷やします。たいていその時点で見つかるものです。いまだかつてなくし物で警察にお世話になったことはありません。

楽器演奏でもそうですが、ここまではできるけれど、今はまだこれ以上はできないなあ、と考えることがよくあるので、できること探しとできないこと探しの両方を同時にしているのかもしれません。

また、このバイオリンが弾けるようになりたいと思ったときも、それは目標と言ってよいのでしょうが、しかし、まだその目標は漠然としていました。弾けるということはどういうことを指すのかという定義も曖昧でした。とりあえず、YouTube動画をたくさん見て勉強し、中古のバイオリンを購入し、先生のマネをして、何曲か簡単な曲を練習しているうちに初めて、この曲を弾きたいとか、このテクニックを身に着けたいう目標が出てきました。これは漠然とした目標を立てておいて、状況に対応しながら、明確な目標を絞り込んでいく思考パターンです。

単純に、どちらかに傾いている場合もあるでしょうけれど、私は二股をかけている場合も多いようです。