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幕末 コロリの大流行と浮世絵 [資格・学び]



コロナ禍の状況を、太平洋戦争の末期(大本営発表!)に例える人が多いですが、幕末のパニックにも似ているんですね。勉強になりました。コロリとはコレラのことですが、虎狼狸と書いて、アメリカから持ち込まれたものだから、外国とは付き合ってはいけないという攘夷論に勢いをつけたそうです。外国人を入れるな、バブルの穴がどうのと言っている人たちを想起させます。

さて、さて、先程から、学生の課題のエッセイを読んでいます。久しぶりに仕事をしているのです。課題は英作文。テーマはストレスについてです。圧倒的多数が、どこにも行けず、友達とも会えず、ストレスを感じているという内容です。たった一人だけ、私と同じようにストレスがないという学生がいました。私の同僚たちも、会って話をしたり、メールでやり取りするたびに、ストレスが溜まっていると愚痴をこぼします。私はストレスフリーだ、我が世の春を謳歌しているなどと言うと、奇妙な目で見られます。逆に、「こんな楽しい時代はないだろうが。ストレスなんか抱えるなんて、私には理解できないなあ。どういうこっちゃ?」と思うのですが、私が変わっているのでしょうかね。もちろん、コロナ禍の初期は何が起きているのかわからなかったし、いろんな情報が錯綜して大変でしたが、去年の夏休み以降はすっかりこの状態に慣れてしまい、むしろこれがずっと続いてほしいとすら思っています。





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