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人間として最低です [雑感・日記・趣味・カルチャー]

私はケチな人間なので、買いたいものがあってもすぐには買わずにいることが多いです。チェロ弦なんて、アマゾンの「ほしいものリスト」に1年半も放り込んだままでした。ところが、のんきに構えてもいられなくなりました。とうとうインフレの時代が到来してしまったからです。欲しいものは早めに購入しておかなければ、どんどん値上がりしていきます。

というわけで、さきほどポチリました。とはいえ、アマゾンではなく、Sound Scapeというオンラインショップでです。以前からバイオリン弦を購入させてもらっていたお店です。プロの楽器奏者も利用しているので、アリエクスプレスとは違って偽物は販売していないはずです。しかも、若干、アマゾンよりも安く買えます。

さらに、コロナ禍以前から欲しいと思っていた折り畳みの晴雨兼用日傘も買いました。こちらはアマゾンからです。ついでに、エンジンオイルのペール缶(20リッター)も購入しました。愛車のフィット用です。来年は新車登録から15年目ですが、またユーザー車検で乗り続けるかもしれません。とくに不具合はないので、手放すのはもったいない気がします。

インフレの話に戻りますが、数十年もの間デフレの時代が続いたので、インフレの怖さをすっかり忘れていました。待っているうちに安くなるということはもはやなさそうです。どんどん値段が上がっていくのは目に見えています。そういう状況では、ほしいものは我慢せずにどんどん買うほうがよいと思います。

世間一般では、円安と物価高で家計が苦しいと大騒ぎです。インフレのマイナス面しか目に入らないのでしょう。しかしながら、長期的視点に立てば、物価が上がらないままだと、給料も上がらず、ますます日本人は諸外国に比べて相対的に貧乏になっていきます。それでいいのでしょうか。

インフレがある程度進むと、さすがに給料が上がりだすものです。健全な形でインフレが進行すれば、国の借金も目減りするし、購買力平価が釣り合って、輸入品もさほど高いと感じなくなるかもしれません。岸田政権もそれを目指しているのでしょう。

黒田日銀総裁が、一般家庭が物価高騰を受け入れていると発言した部分を切り取ってマスコミとネット民が共謀して炎上させましたが、黒田さんの真意は給料が上がっていく素地ができたということです。その考えに間違いはありません。ただ、もし物価だけ上がって、給料が上がらなかったら、預金の価値は下がっていくだけです。だからこそ、岸田総理は「貯蓄から投資に」と訴えているわけです。それを揶揄して、経済音痴だとか言っている人がいますが、どっちが経済の仕組みを理解していないのでしょうかね。

話は変わりますが、さきほど義母が自宅に帰っていきました。義妹が車で迎えに来てくれました。アルコール依存症で認知症のDV夫である義父がトラブルを起こして(その話は深刻なので、内緒です)、しばらく家には戻ってこられなくなりました。そのため、飼い犬の世話をする人がいなくなったため、我が家でのんびり隠居生活を享受できなくなったのです。ふたたび老人の一人暮らしに戻るわけです。普段の様子からその生活に耐えられるか心配ですが、義妹が近くに住んでいるので何とかなるでしょう。

飼い犬はストレスで血尿になってしまいました。明日急いで動物病院に入院させるそうです。

義父はどうしようもないクズ人間です。人間として最低です。昔からヤバい人だと思っていましたが、案の定、私の直観は当たりました。私はまっとうな親の元に生まれてよかったと思います。両親ともに元地方公務員ですからね。固いですよ。