SSブログ

ウクレレ2本のメンテ [音楽・楽器]

まずは買ってから一度も掃除をしたことがなかったKALAウクレレのフレット磨きと指板の掃除をします。買ったのは3年前だと思います。マホガニーの合板です。なぜこれを買ったのか、思い出せないです。気に入っていません。Low-G仕様にしている関係で、ここのところよく使っていますが、マホガニーのメローなサウンドが私好みではないのです。

th_IMG_20201212_210022_409.jpg

th_IMG_20201212_205931_707.jpg

指板がホコリだらけで、ガサガサです。

th_IMG_20201212_210259_665.jpg

th_IMG_20201212_210940_523.jpg

th_IMG_20201212_211700_317.jpg

指板にオレンジオイルを塗って拭き取ってから、蜜蝋を塗りました。少し残しておいて染み込ませておきます。

th_IMG_20201212_211815_240.jpg

th_IMG_20201212_212432_120.jpg

ペグもギシギシしていたので、シリコングリースを塗っておきました。もちろん、余分なグリースは拭き取りました。

お次は、キワヤのK's ukuleleです。こちらはコンサートサイズです。アカシアの単板なので、コロコロとした高音がきれいです。私としては相当に奮発しました。これを買ったときに妻にガミガミ怒られた記憶があります。「また、買ったの? いい加減にしてよ」なんて言われ、とっさに「クソつまらない人生なんだから、こうでもしないと生きていられないんだよ!」と返したことを鮮明に覚えています。もう4年前になるかなあ。あのときは、まだバイオリンもチェロも三線もベースギターもデジタルピアノもありませんでした。

th_IMG_20201212_213401_264.jpg

th_IMG_20201212_213449_451.jpg

th_IMG_20201212_213957_822.jpg

th_IMG_20201212_215557_454.jpg

th_IMG_20201212_215605_899.jpg

th_IMG_20201212_215630_031.jpg

th_IMG_20201212_215639_422.jpg

th_IMG_20201212_215719_000.jpg

th_IMG_20201212_215802_024.jpg

このカットアウェイの形も好み。

th_IMG_20201212_215926_933.jpg

このところ、ふたたびウクレレの練習を再開したので、汚れが気になっていました。しかも、左の人差し指の先端が、ギターやベースやバイオリンやチェロの弾き過ぎで痛くなってしまったので、それもチャンスだと思って、年末の大掃除のつもりでやっておきました。

菅内閣不支持率49%、初めて支持上回る コロナ対策評価せず62% 毎日新聞世論調査(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

菅内閣の支持率は40%で、11月7日に行った前回調査の57%から17ポイント下落した。不支持率は49%(前回36%)で、菅内閣発足後、不支持率が支持率を上回ったのは初めて。


下がることはあっても、もはや上がることはなさそうですね。菅さんは「自助」の人ですから、放置プレイで、「おまえらは、勝手にやってろ。地方も潰れろ。バカはコロナで死んでしまえ。俺の興味はデジタル化の推進だけだ」とでも言いたいんでしょうね。わかってますよ〜。「なんで、俺がバカの安倍の尻拭いをしなきゃいけないんだよ」という菅さんの心の声も私には聞こえます。お気の毒さま。来年はまた違う人が総理大臣になっている可能性が高そうですね。





共通テーマ:音楽

Bellamy Plays: The Guitar [音楽・楽器]



めちゃめちゃかわいいなあ。

共通テーマ:音楽

チェロのキズ補修 [家・DIY・修理]

チェロのお尻のところに新たな傷を発見したので、自動車用のクリアーを塗っておきました。

th_IMG_20201212_124423_022.jpg

th_IMG_20201212_124613_216.jpg

th_IMG_20201212_124700_624.jpg

乾いても、塗装が若干柔らかいので、触らないようにしなければいけません。強く押すと指紋が付きます。でも、生木がむき出しになっているよりはいいかなという感じです。



共通テーマ:音楽

東京は298人に1人 [雑感・日記・趣味・カルチャー]

本日の東京の新型コロナ感染者は621人で過去最多。東京都の人口は13,963,751人で、累計で46,745人ですから、298人に1人になりました。毎日8人ずつ減っていくと仮定すると、年末までには150から160人に1人くらいになります。あるいは、毎日10人ずつ減っていくと仮定すると、180人ですから、120人に1人になります。1月末までには100人に1人以下になるのは確実ですね。

それでもまだ1%ですから、集団免疫を獲得するのはまだまだ先。確か、60%以上にならないといけなんでしたね。5人に3人なんて、考えるだけでも恐ろしいです。集団免疫を獲得することの本当の意味は、全滅という意味なんでしょう。

ちなみに、現在、全国の新型コロナ感染者は737人に1人です。日本の人口は126,500,000人で、昨日の時点での感染者数は171,542人です。私が住んでいる埼玉県も累計で1万人を超えました。埼玉の人口は733.9万ですから、733.9人に1人です。平均的ですね。東京が多すぎるのでしょう。

こうなってくると、かなり身近な人の感染が発覚するという状況になってくると思います。職場の同僚や家族など、知っている人が感染することが増えてくると思います。うちの妻は「コロナなんか存在していない。あれは陰謀だ」と未だに主張していますが、ついに震えだすに違いありません。

身近ではないですが、菅総理もそろそろお陀仏かな。それより、森元総理ほうがはるかに危ないかもしれません。失礼ですが、死相が出ています。オリンピックを見ることができないかもしれません。というか、五輪中止の知らせを受けて、ショックで、コロリかな。もちろん、99%開催できるはずもありません。でも、1%もあったら、かなり高い確率に思えてきました。

横道にそれます。橋下徹が国会議員出馬の可能性について聞かれたときの答えだったと思いますが、「2万%ありえない」なんて言ったことがあります。巷でも何かを否定するときに「120%ありえない」なんて言いますが、英語圏ではそういう表現は見たことも聞いたこともありません。だいたいpercentは100(cent)あたり(per)いくつという単位ですから、全部で100として、そのうちのどれくらいかを表す数字なので、分母を超えることは想定外であるはずです。1万人あたり2万人が感染するみたいなことです。増えた1万人はどこから持ってきたんだという話です。だから、私は120%とか2万%とかいう出鱈目なことを言う人は一切信用しません。

菅総理は、GoToは止めないと言い続けていますが、二階が首を縦に振らないからでしょうね。まあ、それはそうとして、GoToで感染が拡大しているという因果関係は科学的には成立しないかもしれません。ただ、政府が移動では感染は拡大しないという根拠のない根拠で、GoToキャンペーンを積極的に推進しているので、人々が安心して外に出まくっているんでしょう。その姿勢が國民の心理に影響を与えて、感染拡大を引き起こしたと言えそうです。つまり、GoToと感染拡大の間に、他の要因が挟まっているということです。残念ながら、「他の要因」にも複数あると思います。その複数の要因を突き止めて、一つずつ潰していけば、少しは拡大に歯止めがかかるかもしれませんが、最終的には自分自身を殺してしまうかもしれません。このウイルスはがん細胞とそっくりです。我々は全身がんになってしまったようなものです。ウイルスを叩きのめすことで、自分自身を攻撃することになるのです。

現実的な問題として、いくら対策をしても、もう遅いと思います。あとはワクチンが接種できるようになる前に、どれだけ兵糧攻めに耐えられるかだけです。菅総理に、GoToをやめろと言っても、何も解決しないと思います。

潔く諦めるしかないのですよ。この頃、私も空を見上げて、「俺の人生も、まあまあいい人生だったなあ。結婚できたし、子供も育てられたし、一戸建てに住むこともできたし、満足満足。今日だって、飯の心配をすることもないし、言うことなしだ。もう十分長生きしたよ。原始人なら、とっくに死んでいる年齢だよ」なんて、思ったりもします。


2020年というのはどういう年だったのか? [雑感・日記・趣味・カルチャー]

The magnifying glass: how Covid revealed the truth about our world | Coronavirus | The Guardian

2020年は、東日本大震災以降で、私自身もっとも多くのことを学んだ年でした。一言でいうと、「世の中は単純じゃない」という当たり前のことを改めて教えてもらいました。

2020年の主役は、誰の目にも明らかであるように、(東京五輪でもトランプでもなく、)新型コロナウイルス(Covid-19)です。この目に見えないウイルスが明らかにしたのは、この世界がいくつかの線で分断されており、その境界線を消すことは困難であるということです。

グローバル化によって、さまざまな境界線が無効化されるつある時代に突入しているにもかかわらず、貧富の差、ブルーカラーとホワイトカラーの差、そして(幻想に過ぎない)人種の差、男女の差などの境界線を消すことがいかに難しいか、人類は悟ったのではないかと思います。

ジョン・レノンが「イマジン」で歌ったような、さまざまな対立が消えたロマンチックな世界は人類が滅びるまで来ないと思います。(人類が滅びれば、対立は消えますからね。)

Covidは、他人との接触(contact)ばかりか、愛する人との接触すら、自らを滅ぼす危険な行為にしてしまいました。

頭の悪い人たちは、「敵か味方か」などというアメリカの西部劇のような単純な二分法で世界を見ようとしますが、その二項対立には二項対立を崩壊させる要素が内包されています。対立が鮮明になった瞬間に対立が崩壊し、対立が消えたと思った瞬間に対立が復活するという状態です。

東日本大震災のときに喧伝された言葉として「絆」があります。絆という接着剤で人と人が結びついても、人と人との間にはわずかな隙間が必ず開いています。その溝に、肉眼では捉えにくい「異物」が混入し、我々の知らぬ間によりいっそうその溝が広がり、最終的には人類全体を崩壊させる可能性も生じるというわけです。

異物はウイルスに限ったものではありません。この世界にウイルスのように蔓延する陰謀論もその仲間です。

フランスの現代哲学者ジャック・デリダが亡くなったのは、すでに16年前です。彼が生きていたら、この悲惨な状況についてどのような論評をしていたのか、ふと考えることがあります。恐山のイタコにでも聞いてみたい気がします。