がんばっても無駄

頑張るから続かない。続けるには頑張らないこと。

私もそれに気づいたときに、精神的に楽になり、生産性も高くなりました。

頑張っている人は、そもそもダメな人ですね。伸びしろはありません。

自分に打ち克つだなんて偉そうなことを言っている人がいますが、自分自身と戦ったら、もう一人の自分が倒されます。そういうことを10年以上前から学生に言い続けてきましたが、その言葉を自分で本当に理解できたのはコロナ禍を経てからです。

とにかく頑張るなんて言っちゃだめです、うちの母親が夫（私の父親）が亡くなってから、いろんな人に「私も頑張るよ！」 だなんて言っていましたが、そんなことでは頑張れないと思います。自分に負荷をかけている状態は長続きしません。楽な状態にわずかに負荷をかけ、その負荷が負荷とは思えない程度であれば成長していくものです。高すぎる目標を立てるようなことはしてはいけません。そういうのを身の程知らずというのです。

今日は妻の実家に行って天井のライトを交換してきました。20年以上前のデスクトップパソコンとブラウン管のモニターやら、壊れたテレビやらを引き取ってきました。近いうちに廃棄しに行って来ます。

うちの実家もひどいですが、妻の実家は、本物のごみが大量にあって、それを処分するには4トントラック数台分は必要です。徐々に私が車に積んで運び出して処分してやろうと思います。庭もゴミ。玄関先もゴミ。

古いバスタブに雨水がたまっていて、その雨水を捨てようと思ったのですが、重くてまったく動かせませんでした。あれをなんとか横に倒して、ディスクグラインダーで解体して、ゴミ処理場にもっていきたと思っています。廃棄できるのかどうかわかりませんけど、とにかく邪魔なのです。夏は蚊もわくし、近所迷惑です。義母のところは無駄に庭が広いので、ゴミの山だらけです。ゴミは義父がどこかから拾ってきたものばかりです。ほんと困ったものです。

義父は認知症で介護施設に入院しているので、鬼の居ぬ間に洗濯したいところですが、ゴミを捨てるのも体力がいります。老人には無理です。私らがなんとかやっておかないといけないようです。荷物を整理して、ゴミ捨てができるのも若いうちだけです。年を取ったら、なるべく溜め込まず、どんどん身軽になるべきですね。周囲に迷惑をかけるだけです。

帰り際に、義母は室内ドアのハンドルが壊れていることを思い出し、私に直してほしいと義母に頼まれました。もっと早く言ってくれれば部品を買ってこられたのですが、今日は時間がなかったので、また今度行ったときに修理する約束をしました。

とにかく、義母のところは壊れたものと、ゴミが大量にあるので、私がなんとかしないといけません。義母の家の2階には妻がわずかに住んでいた部屋がありますが、そこはまさにゴミの山です。私は妻に片付けようと言っても、重い腰を上げてくれません。80年代に着ていた服とかスキーウェアとかベビーベッドとか、クソみたいな小説とか。みんなごっそり捨ててしまえばいいのにと思うのですが、思い出の品なのでしょうかね。妻は、年寄りはもったいないと言って物を捨てないなんて馬鹿にするのですが、自分こそ、ゴミを溜め込む老人なのです。困ったものですよ。

私が頑張っても解決しないので、長期戦だと思って、のんびり片付けていこうと思います。